甘辛彼氏くん。

K.N 幼馴染み、2 ページ17

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ぴんく(裏)要素あり。
苦手な方はＵターンお願い致します…！




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「っほんと……馬鹿じゃないの」
『…かもね？』







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放課後の教室。
近くに聞こえる楽器の音。

鍵をかけたって、
安心できるような場所じゃない。


廊下ではきゃあきゃあ、
生徒達がはしゃぎあっている声も聞こえる。

なのに。






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『ん……でも、興奮するでしょ』
「あ、もっ動くな！」







馬鹿なんです。ほんとにこいつは。







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つい最近結ばれたばかりの幼馴染。

私としては一緒にいられるだけで幸せで。
手なんか繋げた日には眠れなかったりしたのに。








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『ふふ、A可愛い』








こんなに野獣だなんて知らなかった。









「っあ……けんと！人、くる…」

『大丈夫だってほら、こっちみて』

「あ、もぉ……っ!!」








隙あらば襲ってきて。

強くやだと言えないのは、
本当は心の奥で私も
それを望んでいるからだとわかっているけど。








くらくらする。


甘い感覚に体が痺れる。







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『ん……ね、気持ちい？』


「あっ……ん、ん…」


『可愛いね…っ』







貴方の香りに、溺れてしまいそうで。








「はぁはぁ……っ」

『ん…ふふ、可愛すぎ。』








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きっともう私は、
貴方に囚われて逃げ出せない。



だって。

私の心も、身体も、
その全てはもう貴方のもの。







fin.

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