標的42 「休憩時間に冷水機に行く」 ページ44
あの後、大人しく帰ってくれた恭弥。
昼休みに呼び出されましたけどね。ああ、昼ごはんは応接室か……
取敢えず、三時間目の休み時間という事で、皆日陰に入る。
「Aすげぇな。今のところオール十点だぜ」
「ま、十代目の凄さにはおよばねぇけどな！」
「獄寺君、普通にオレ負けてる……」
「十代目の凄さはこんなのには表せませんって！！」
なんかよく解らないけど、まぁ知らん。
十代目と呼ばれているし、獄寺に認められているという事はなにかしら惹きつけるとこがあったという事だろう。
ああ、因みに獄寺の事は理解済み。名前を聞いた時にもしやとは思ったが、本当にスモーキン・ボムとは……まあ、ダイナマイト持ってる姿は昨日見た。確信した。
『喉渇いたから、冷水機行ってくる』
「おう」
「いってらっしゃい」
三人の視界から外れたところでしゃがみ込む。
はぁ、マジでさぁ……
『この依頼の目的ってなんなんだよ………』
で、休み時間は終わりを迎える。
女子がほぼ全員、浮かない顔をしている中に体育教師の元気な声。
なんていうミスマッチ。
「よーし、シャトルランやるぞ！！男子は125回、女子は88回めざせよ〜」
色んなところから無理でーすといった元気な声が上がる。
いやいや、どんだけ自信をもって答えてんだよ。
その気持ち、わからなくもないけどさ。
「学年最高目指そうぜ、ツナ！！」
「一緒にがんばりましょう、十代目！！」
「なんでそんなにやる気！？」
白目をむきながらツッコむツナ。
まぁ、それが普通の反応ですよね。しかも運動苦手ならなおさら。
「じゃあ先生が今から呼ぶ奴はAチームだ！因みにランダムだからな〜」
淡々と読み上げる先生。
獄寺、ツナ、山本はみんなAチーム。
うわー、ぼっちですか。そうですか。
「呼ばれなかった奴はBチームだ。AとBになるようにペアを作って〜」
先生の号令でまたゾロゾロと大移動。困ったのは俺たちである。
そんな時に、京子ちゃんと花ちゃんがやってきた。
「ツナ君たち、Aでしょ？」
「う、うん」
「二人ともBなんだけど、ペア作ってもいい？」
「オレはいいけど……」
「十代目が問題ないならば」
「オレも大丈夫なのな」
『うん』
という訳で、ツナと京子ちゃん、獄寺と花ちゃん、俺と山本という組み合わせで決定。
Aチームから走るらしいので、女子組は待機&応援。
「ツナくーん、頑張って〜」
あーあー、ツナ照れてる。
分かりやすいな。ばればれですよ、それ。
標的43 「応援に回る方向性で行く」→←標的41 「スタートラインに行く」
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ＬＩＬＡ(プロフ) - はじめまして。作戦隊長さんの書く小説はとっても面白くて大好きです！私のすきなアニメばっかりなのでとても嬉しいです。毎回楽しみにしています。更新、頑張ってください！ (2015年11月22日 13時) (
レス) id: f8b26af0c8 (このIDを非表示/違反報告)
李 - 111票目get！！早くも続編ですね！おめでとうございます。作戦隊長さんの書く小説は全部好きで、友達にもオススメしています！これからも頑張ってください！ (2015年8月20日 22時) (レス) id: 9b63859b7e (このIDを非表示/違反報告)
Light - リボーン続編おめでとうございます（≧∇≦）リボーンは知らないんですけど読んでみていてアニメを見てみようかなと思いました。これからもたのしみにしています。 (2015年8月20日 17時) (レス) id: b06784ac14 (このIDを非表示/違反報告)
招きぬこ(プロフ) - 早くも続編！ヴァリアーが出るのを=+（0ﾟ・∀・） + ﾜｸﾃｶ +しながら待ってます(笑) (2015年8月19日 18時) (レス) id: 1abd4020e3 (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ(プロフ) - シャトランはトラウマなので夢主ちゃんと体力かわりたい…あの音階を聴くだけであの忌まわしき記憶がぁ゛ (2015年8月19日 18時) (レス) id: 5c444f122f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2015年8月11日 21時
