第三十八戦目 貴「祝い酒」 ページ44
なんだかんだ泊まって行くことに。
俺の意志じゃないからね、誰が望んで城になんかに泊まるかよ。
まだ目立ってないのに・・・・・いや、いつか目立つフラグじゃないから。俺は絶対目立たない。今度こそひっそり生きていくもの。ひっそりドラ○ンボール探すもの。
小「ここの部屋を使え。布団は後で持って来させる」
貴「後で？」
小「もうじき夜飯だ」
貴「いやいやいや、さすがにごはんまでお世話になるわけには・・・」
小「いいから行くぞ」
貴「えぇぇ・・・」
逃げようとした俺の首根っこをひっ捕まえて引きずる小十郎様。
えっと・・・逆らうと小指の一本や二本飛んでいきそうなのでおとなしくしときます。
で、そのまま連れてこられたのは障子の前。
中からはざわざわと騒がしい喧騒が聞こえてくる。
貴「なんぞ？」
俺の疑問符など知ったこっちゃないと障子を開ける小十郎さん。
開いた先には男がいっぱい。あとは料理を運んでいるお姉さんが数人。
えっと・・・何コレ？
政宗「やっと来たか小十郎」
貴「なんですかね？コレ」
小「宴をすると聞かなかったんだ」
貴「なんだそりゃ」
政宗「こっちへ来い！！」
呼ばれたので小十郎さんを見ると、行ってこいと目で合図された。
え、俺限定で！？
マジですかーと心の中で感想を述べていると、待ちきれなくなったのか政宗さんがその場から立ち上がりこちらまで歩いてきた。
で、そのまま俺の左手を取り元いた場所へと引っ張っていく。
貴「小十郎さぁぁん！！」
助けを求めたが小十郎さんは俺を見て首をフルフルと横に振るだけ。
なんだそれは、諦めをという事か！？お前の上司だろ！なんとかしろよ！！
結局連れて行かれたのは上座。今の一連の流れの間に、だだっ広い広間にいる全員がこちらに注目している。俺様ったら人気者♪じゃねぇよ！！
政宗「持て」
貴「ほへ？」
手に持たされたのは盃。
中には勿論お酒が入っているみたいです。
頭の中がハテナでいっぱいな俺をよそに政宗さんは話しはじめる。
政宗「今日の主役だ！今日の勝ちはこいつの手柄だからな！！祝い酒だ！！！」
「「「「おぉぉぉぉ！！」」」
政宗「思いっきり楽しめよ？Let's party！！」
「「「「YEAH！！」」」
どうやらここは乾杯の音頭がよそとは違うらしい。
ホントになんだここ。どこの合コンだよｗｗ
まァ、合コンなんて行ったことねェし興味もねぇけど。
そんな事を思いながらとりあえず盃をあおった。
貴「うえっ！」
酒が強すぎた。
第三十九戦目 貴「カワイイ系男子の時代」→←第三十七戦目 貴「報酬多すぎ」
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いっぱんじん。 - 読み返し4回やった(´∀`*)♭ 何回読んでも変わらぬおもしろさでした！5回目いってきやす!! (2016年5月19日 13時) (
レス) id: de81c8f141 (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - すごい面白いです！！何度も読み返してます。 (2015年6月21日 20時) (レス) id: 649e7906c7 (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - ウィリアムさん» 私の場合宿題の合間とか、何かしながらちまっと書いたりするのでまちまちですね。いっきに一話書くことは結構稀です。更新が早い時や何かが滾ってるときは・・・・一話あたり十五分から三十分ですかね。とりあえずまちまちですｗ (2014年12月2日 21時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
ウィリアム(プロフ) - 作品を書いてる作者さんに、質問です!!一話書くのに、どのくらいの時間が掛かりますか? (2014年12月2日 20時) (レス) id: cd4abb9c9a (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - マリンさん» プールがあるのいいですね〜私の今の学校ないんですよｗｗ (2014年12月1日 20時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年11月16日 16時
