七百話目 「ついに七百話」 ページ45
ご飯を食べ終わって、お風呂である………が。
大問題が発生した。いやいや、予想はついてたけど。
流石に生物学上では女である俺をクルーたちが使う風呂に一緒に入れるのは無理だとローが判断……というか結論を下した。シャチは反対してた。そしてペンギンに殴られてた。
そうなるとどこで入るのか……そう、船長室にはロー専用のシャワー室があってだな。
『……あの、生物学上女だって言ったのはそちら様じゃないっけ？』
「そうだ、だから大衆の前で風呂に入る辱めは避けてやったろ？感謝しろ」
『せやな、ありがとう……で、この状況はなに？』
先刻、Aは俺の部屋のシャワー室を使わせると言い放ったロー。
そんなこんなでありがたく使わせてもらっていると、突然オープンザドアされたという訳だ。なんでなんですか。幸いドアに背中を向けていたのでどうにか様々な事故は免れたわけだが……今ですか？全力でバスタオルを巻きました。で、シャワールームに乱入してきたローと向かい合ってる。
『狭いから出て行ってくれないっすかね』
「……やっぱりイイ女だな。俺の女になれ」
『ぶっ殺すぞクソ野郎。なんで上から目線だよ』
「お前より年齢も身長も上だからだ」
前にも言ったろ？とニヤニヤしてくる眼の前のセクハライケメン野郎を誰かどうにかしてください。そしてホントに出て行ってください。こんなことになるなら一般クルーと同じ風呂の方がよっぽど安全だったわ。
「……お前、何者だ？」
『どういう意味で？』
「只者じゃねえだろ。俺の趣味を見抜いた上に、起きていた短時間で俺が持ってないコインまで把握していた」
『………隠し事のある人間はお嫌いで？』
「ククッ、いや」
俺の濡れた髪に指を入れ、するすると梳く。
そして一房手に取ったかと思うと、それにチュッとキスをした。
「最高に好みだ」
セクハラ船長の魔の手をどうにかこうにか逃れた俺は食堂に来ています。
なんだろ……なんで俺の行く先々ではあんなのが湧くんだろう。もうどうしていいか分からないよ……癒しが、癒しが足りない。
そして癒しで思い出した。とんでもないことを思い出しちゃった。任務に行く前にお留守番頼んだよと、一人……いやいや一羽部屋に置き去りにしたまま幾日も過ぎていることを。
『あーーーっ！！銀を放置したままだああああああああああ！！！』
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作戦隊長(プロフ) - うみうしさん» 一年越しに気づきました。そして見事に掲載し忘れてますね………どうしましょ(´・ω・｀) (2018年11月11日 14時) (
レス) id: 9eca42e73b (このIDを非表示/違反報告)
うみうし(プロフ) - 六百八十四話「え？」 (2018年11月10日 17時) (レス) id: 314bb7876c (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - まとめてコメント返し失礼致しますm(*_ _)mありがとうございます、バイトでひぃひぃ言ってるので厳しいところもありますが、できるだけ返信していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします！ (2017年9月11日 20時) (レス) id: 11460b30b2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - あ、もちろん作戦隊長さんの作品大好きです！更新頑張ってください！ (2017年8月25日 12時) (レス) id: c3374e0373 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 作戦隊長さん、前みたいに顔文字とかを入れたらもっと面白くなるんじゃないかと思ったのですが…どうでしょうか？？( ´・ω・` ) 時間がなかったりしたらすみません (2017年8月25日 12時) (レス) id: c3374e0373 (このIDを非表示/違反報告)
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