六百八十二話目 「バイオハザードにはご注意を」 ページ27
どうやらチームAのほうがチームBよりも強いらしい。
俺の前にはひとえに風の前の塵に同じだけれどもね。あらヤダなんかさっきのコメント頭がよく聞こえませんか？
ってかヤバいな、多分だけどそろそろノッてきた。まだまだ敵は多い。心臓が脈打つ、今俺の身体は敵を殺すためだけに動いている。
撃て、斬れ、殴れ、蹴れ……殺られる前に殺れ！！
『嵐脚！指銃！！』
ああやばい、落ち着け。ここでぶっ飛んだらまた血まみれナイトフィーバーだぞ。つかナイトフィーバーってなんだよ適当か。こんなこと考える余裕があるならまだ行けるか？
意識の糸が千切れそうになってる俺に穏やかじゃない言葉が聞こえてきた。
「ウイルスの準備はできたか？」
「行けます！」
「よし……バラまけェ！！」
轟音が響き渡る。それも何度も何度も。
辺りに目を向ければバズーカのようなものを空に向けて放つ輩。
どうやらチームAと俺が呼んでいる方の仕業だな。
周囲を見ていたせいで襲ってきた敵の対処がおざなりになり、撃った弾丸が急所から外れた。もはや腕撃ってんじゃん、へたくそかよ。
しかし俺は目を見開くことになる。
「ぎゃああああああ！！！」
『はァ！？』
弾丸が当たったのは間違いなく腕だった。なのにその敵は口から血を吐き出して倒れるってどういうことですか！？え、待ってよく分かんない。俺のいる世界はいつからバイオハザードなんですか……ん、バイオハザード？
「ぎゃああああああああああ！！」
「うわあああああああああああ！！」
『なんだなんだ！？』
次々に倒れていく敵。どうやらバッタバタと倒れて言ってるのはチームB(仮)の皆さん方。
此れはアレだ、どう考えてもウイルスとか何とか言ってたそれが原因だ。ホントにバイオハザードだよ。こりゃあ意識を飛ばしてる場合じゃない。ここはもうラクー○シティと言っても差し支えはないからな！
『どーなって……ありゃやべえ！！』
「おらあああああ！！」
数十人が横に割れたかと思うと、ガトリングガンを装備した輩が三人。
慌てて月歩で空中に逃げる。当たっても怪我しないとは言え、弾幕張られては困るのだ。
空から見た地上は地獄絵図。被弾した人間は致命傷じゃなくとも口から血を吐いて倒れていく。ルッチさんならなんか分かってるかもと思い、そっちに目をやってみたけども、何故かいない。どういうこっちゃ。
『……しゃーない、こうなったら』
偉そうなやつをとっ捕まえて聞き出すしかない。
六百八十三話目 「同僚と兄貴」→←六百八十一話目 「不本意な登場」
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作戦隊長(プロフ) - うみうしさん» 一年越しに気づきました。そして見事に掲載し忘れてますね………どうしましょ(´・ω・｀) (2018年11月11日 14時) (
レス) id: 9eca42e73b (このIDを非表示/違反報告)
うみうし(プロフ) - 六百八十四話「え？」 (2018年11月10日 17時) (レス) id: 314bb7876c (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - まとめてコメント返し失礼致しますm(*_ _)mありがとうございます、バイトでひぃひぃ言ってるので厳しいところもありますが、できるだけ返信していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします！ (2017年9月11日 20時) (レス) id: 11460b30b2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - あ、もちろん作戦隊長さんの作品大好きです！更新頑張ってください！ (2017年8月25日 12時) (レス) id: c3374e0373 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 作戦隊長さん、前みたいに顔文字とかを入れたらもっと面白くなるんじゃないかと思ったのですが…どうでしょうか？？( ´・ω・` ) 時間がなかったりしたらすみません (2017年8月25日 12時) (レス) id: c3374e0373 (このIDを非表示/違反報告)
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