四百七十三話目 貴「女性の味方」 ページ6
ｼﾞｬﾌﾞ「化け猫は相手から名前も聞けねぇってか！？」
？「なんだと・・・・・」
ｼﾞｬﾌﾞ「悔しいなら聞きだしてみろよ、そいつの口から直接」
俺でも聞けたぜ？と自慢げに言うジャブラの顔面蹴り飛ばしたい。
つーか俺の名前はカクを通して聞いてるからいいだろ別に。
そっちの名前もカリファあたりに後日聞くからいいってマジで。
いっそ関わりを持たないという手もありますけど。というかそれが一番いいと思います。
って言えたらなんて楽でしょうね！！
兎にも角にも俺は目の前のドアノブをひねることを優先させた。うんすごく賢明！
貴「ダーッシュッッ！！」
？「！！」
フハハハ！！逃げるが勝ちよ！！
と高らかに言ってみましたが後ろから既に走ってくる音が聞こえてきますねいやァァァ！！
でも俺をただの給仕だと思っていらっしゃるようであの時のカクほど速くは無い。いや、十分に速いけどね！！
貴「とりあえず上る？降りる？・・・ええい！考えてられっか！！」
そのままの勢いで階段を駆け上がる。もち、三段飛ばし。
ラストで踏み外しそうになりながらも上の階に到達。追ってくる足音は・・・近くなってね？
コレはやばい。
貴「そうだ！！」
階段横にある荷物運搬用のリフトの穴を見て思いつく。
このリフトは一階から最上階まで繋がっており、女性が多い給仕たちの味方だ。そのリフトは下の階には無いようなのでここより上の階に止まっているはず。おし、いい感じ。
手に武装色を纏わせてワイヤーを掴んでから穴に飛び込む。生身だったら手がオワタ式になる。
二階下に降りてリフトの穴から出ると、出た先にあるリフトのボタンを押す。
するとリフトが降りてきてこの階で止まった。
これで相手は俺と同じ方法で追ってくることは不可能となった。
今のうちに隠れなければ・・・・・・
貴「もう階段下り始めてる！」
俺は適当に部屋を選んで飛び込んだ。
バタンと扉を閉め、部屋を見渡す。
貴「隠れれるところは・・・・・」
ベッドの下かクローゼットか・・・
ここは青鬼でおなじみ箪笥と言いたいところだが無い！
似ているクローゼットにしよう。それがいい。そしてたけしごっこして遊ぶんだい！
そうと決まれば！とクローゼットに体を滑り込ませ扉を閉めた。
その時、追手の気配は階段から降りてきて廊下で止まった。
おそらくリフトの位置からこの階まで来たことはばれているだろう。
ああああ超怖い！！身動きできないってこんな怖いんだ！！初めて知った！
四百七十四話目 貴「風雲たけし城という名のクローゼット」→←四百七十二話目 貴「あなたのお名前なんですかー？」
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淋 - この時をどれ程待ちわびたことか・・(嬉泣ありがとうございます！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2016年11月29日 18時) (
レス) id: 251a646782 (このIDを非表示/違反報告)
桜音羽(おとは)(プロフ) - 更新お疲れ様です！ 結果良いほうだといいですね！ 私も就職内定もらえましたし、大丈夫ですよ！ (2016年11月20日 21時) (レス) id: ff11fad73c (このIDを非表示/違反報告)
狐笛(プロフ) - 更新待ってましたー！！作戦隊長の作品全部好きです！これからも応援してます (2016年11月20日 19時) (レス) id: 5065c368d2 (このIDを非表示/違反報告)
5OG7(プロフ) - 受験お疲れ様です(ヽ´ω`)_旦 続き楽しみにしてます。自分のペースで頑張ってください(o尸ﾞ｀・ω・´)o尸ﾞ (2016年11月20日 19時) (レス) id: c5a0fce0fe (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 次の更新も楽しみだぁ〜♪ (2016年11月20日 10時) (レス) id: e31c017b80 (このIDを非表示/違反報告)
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