四百二十七話目 貴「やっぱり実家」 ページ3
貴〈・・・・・なんか外が騒がしいけど〉
貴「外？」
貴〈今は私が体使ってた側だから、外の音とか状況とか知ろうと思えば分かるの〉
貴「だから外ってどこ？」
貴〈あんたここをどこと思ってんの？〉
貴「実家」
貴〈あながち外れては無いけどさ・・・ここは精神世界、外ってのは・・・ッッ！？〉
そこで言葉を止めた俺に俺は首をかしげる。
どっちがどっちか分からないって？文体で察してくれ。もしくは考えるな感じろ！！
貴〈なんかバカハザマが見えるのは私の気のせい？〉
貴「はい！？」
ドフラミンゴside〜
崩れてからピクリとも動かないAを抱えたまま考える。
急に現れたあいつの事はこの際放っておこう。問題はAだ。
俺に嫌われたと勘違いしているようだが、とんだ誤解だ。
Aを嫌いになるわけがない、天地がひっくり返ってもあり得ない。
ならなぜ無視をし続けたかというと、単純にどう接していいか分からなかっただけである。
王下七武海がなにを言ってるんだと思われるかもしれないが、俺だって人間で一人の男だ。
惚れた女が自分のせいで倒れた。その後話しかけられたら何と答えていいか分かるか？
俺は分からなかった。それだけだ。
ド「それがこんなことにまでなるとはなァ」
気を失っているAを見る。
赤い髪を撫でたかったが、俺は今拒絶されている身。下手にこれ以上避けられたらたまったもんじゃない。
ド「ベッドに運んでやるか」
立ち上がってベッドに向かおうとAを抱えて立ち上がった瞬間。
？「こんにちは」
本当に一瞬だった。
立ち上がり歩き出そうとしたときそいつは現れた。
長い時間目を瞑ったわけではない。瞬きしたそのコンマ数秒で俺の前に現れた。
ﾊｻﾞﾏ「俺はハザマだ。率直に言うけど、Aを一旦借りて行くから」
ひょうひょうと言われた言葉はとても軽く返事できるものではない。
当たり前だが返事はNOである。
ド「は？ふざけんじゃねェぞ」
ﾊｻﾞﾏ「ふざけんじゃねェ？言いたいのはこっちだ」
静かな怒りをたたえながら睨む目の前の人物に背筋が凍った。
というかホントにコイツは人間か？
ﾊｻﾞﾏ「コレは俺が決めたことだ。異論は認めない」
ド「お前がコイツの何なんだよ」
ﾊｻﾞﾏ「紹介主ってとこかな。とりあえず、連れて帰るから」
Aを抱く手に思わず力が入る。
ひょろっこい青年だ。負けるわけがない・・・だが同時にAを護りきる自信もない。
コイツはいったいなんなんだ？
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死火珠(しえんじゅ)本名です☆ - サーヴァンプキャラクロ『面白すぎて向き合えねぇ〜』桜夜『俺は嘘をつかない！すごい面白いから続けてくれよ！』真昼『あぁ！スッゲーおもしろかったぞ！』 (2016年12月7日 22時) (
レス) id: 3cbd9a571d (このIDを非表示/違反報告)
mikan - ONE PIECEのシリーズとっても大好きです!!!続き待ってます!!! (2016年6月7日 20時) (レス) id: 77812a13c9 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - このシリーズすっっっっごい好きです！続編楽しみにしています！ (2016年4月8日 22時) (レス) id: 192c3e502d (このIDを非表示/違反報告)
作戦隊長(プロフ) - MEGANE7さん» ありがおうございます！！応援よろしくお願いしますね☆ (2016年1月1日 21時) (レス) id: 30b6b72099 (このIDを非表示/違反報告)
MEGANE7 - 凄くおもしろいです！ ワンピも銀魂もBASARAもリボーンも見させていただきました！ 応援してます！ (2016年1月1日 21時) (レス) id: f7d6412459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作戦隊長
| 作成日時：2014年11月15日 19時
