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第五章 ページ7

そろそろ巡察を終わろうと屯所に帰っている時だった。

???「おい!てめぇ〜ぶつかったくせに謝らないのか?あん?」

???「お前の方がぶつかってきたじゃねぇーか!!」

酔っぱらいの男二人が言い争っていた。

次第にエスカレートしていき・・

男A「こうなったら刀で斬ってやる!!」

男B「望むところだ!これで決着つけてやるよ!!」

二人の男は刀に手を伸ばし、抜き取った。

そしてお互い刀を突きに行った。

その時―

(カキンッ)

刀と刀がぶつかり合う音が響いた。

するとAが二人の男の刀を止めていた。
刀一本で。

男A「なんだ・・・この女・・・力が強い・」

男B「邪魔するようならお前から斬るぞ!!」

二人の男は血走ってAに刀を振り下ろした。
僕は急いで助けに行った。

前のようにならないために。

けれど・・・

(シュッ シュッ)

Aは二人の腹に刀を刺した。

峰打ちで。



当然二人の男は死んでないし、傷一つついてない。

僕だったら殺すんだけどね。

男A「うっ・・・なぜ峰打ちで・・・」

A「だって私には二人を殺す理由はないですし。それに私は人をあまり殺したくないもので。」

相変わらずAは優しすぎると思った。

僕とは違って。

A「これからは仲良くしなきゃダメですよ。じゃないと他の人に斬られちゃうかもしれませんし。お願いしますね。」

Aは二人に向かって頭を下げてお願いした。

それに心を動かされたのか、二人の男はお互い仲良くなったのだ。

男B「本当に申し訳ありませんでした。刀を振り下ろしてしまって・・・。」

A「いえ、二人が無事で何よりです。よかったです。」

二人の男はAに礼を言うとそのままその場を去っていった。

これが新選組副局長の力なんだと僕と平助は思った。

そして周りにいた人たちから絶大な拍手をされた。

A「さて、屯所に帰ろう。平助・お兄ちゃん!」

総司「そうだね。平助もお腹すいたみたいだしね。」

平助「はっ?別にお腹減ってねぇーよ!!勝手に決めつけんなって。」

そして僕たちは屯所に戻った。

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設定タグ:薄桜鬼 , 夢小説 , 妹想い   
作品ジャンル:アニメ
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。久しぶりです。終わりましたね。お疲れ様です。 (2015年1月17日 16時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん - 久しぶりに読みました。 (2014年5月31日 8時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりに読みましたー (2014年2月18日 11時) (レス) id: 5ea111d694 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - いいですねぇ!感動しました(≧∇≦) (2014年2月18日 11時) (レス) id: c7aade7074 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 相変わらず良い話でしたーありがとうー (2013年9月1日 14時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めろ | 作成日時:2013年3月26日 12時

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