検索窓
今日:9 hit、昨日:13 hit、合計:36,824 hit

第十四章 ページ16

総司「二年前、不定労士たちが集結して新選組の屯所を襲ってきたんだ。当然僕たちは不定労士と戦ったんだけど・・僕が殺されそうになった時にAが僕をかばってね。その時に右腕とお腹と左足を負傷してね。出血の量も多かったけど早く治療したため命にはいたらなかったんだ。」

千鶴「そうなんですか・・・でもAさんが助かってよかったですね。」

千鶴ちゃんはそう言ってくれたけど・・僕は全然よくないと思った。

総司「けどね・・Aを守るって言ったのに僕はAを守ることができなかったんだ。ずっとそのことを悔やんでる。あの時僕がもっとしっかり周りを見ておけばあんなことにはならなかったのだからね。Aは『気にしないで』って言うけど・・僕はずっときにしてきた。Aに怪我をさせてしまったこのを。」

千鶴「沖田さん・・気にしなくていいと思いますよ。Aさんは沖田さんに気にしないで欲しいんですよ。そしてもう自分自身を責めて欲しくないはずです。確かに二年前の事件は沖田さんにとっては後悔している事かもしれませんが、ずっと気にしていても何も変わらないと思います。前を向いて生きていくほうがAさんも安心すると思いますよ。」

千鶴ちゃんから言われた言葉はどれも僕の心に響いてくるものだった。
少し心が和らいでいく感じがした。

総司「ありがとう。千鶴ちゃん。そうだね。千鶴ちゃんの言うとおりだね。今更過去のことを気にしても何も変わらないもんね。だったら今の事を考えたほうがいいよね。」

千鶴「はい。そう思います。」

総司「ありがとう。ちょっと前向きになれた気がする。稽古の練習頑張ろう。」

千鶴「よかったです。稽古の練習頑張ってくださいね。」

僕はこれからは過去を振り返らず今を考えていこうって思えた。
そのためには今自分にできることをしないとね。

第十五章→←第十三章


おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 夢小説 , 妹想い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - あけましておめでとうございます。久しぶりです。終わりましたね。お疲れ様です。 (2015年1月17日 16時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん - 久しぶりに読みました。 (2014年5月31日 8時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりに読みましたー (2014年2月18日 11時) (レス) id: 5ea111d694 (このIDを非表示/違反報告)
紫月 - いいですねぇ!感動しました(≧∇≦) (2014年2月18日 11時) (レス) id: c7aade7074 (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 相変わらず良い話でしたーありがとうー (2013年9月1日 14時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めろ | 作成日時:2013年3月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。