編集中10-4 班のメンバーと知り合いになりました。 ページ1
私は笑いながらも黙って様子を見ていたうちの一人である伊達くんに離してくれない陣平くんの腕の中から話しかけた
『伊達くんだったよね
海神充緒です
改めてこれから６ヶ月よろしく』
座りながらでごめんといいながら手を差し出した私に彼は一歩近寄って私の手を握り返してくれた
「おう、伊達航だ
俺が班長で不安かも知れねぇが
遠慮なく頼ってくれよな！」
ニカッと笑った彼の笑顔に思わずお父さんと呼びたくなった
だめだめ彼は同い年だ
さすがに失礼すぎる
ふとした時呼ばないように気をつけよう
私が彼の手を離すと、諸伏くんにペコペコしていた咲ちゃんが来るっと振り返り素晴らしい笑顔で伊達くんを見上げた
「私は楠田咲です！長野県出身です！伊達くん身長大きいね！なんセンチ？」
「ん？180cmだ！
楠田もよろしくな」
「よろしくね
って180cm！？
あのー10cmくらい私に分けていただけませんかね？」
「分けてやりたいのは山々なんだがなぁ
楠田は何cmなんだ？」
「150cmだよ！伸びる見込みで受かったんだよ！あんなに牛乳飲んだのに！
まだ伸びるかもしれない！？伸びないよ！もう22才だよ！中学生から一ミリも伸びてないわ！
もう！受かってよかったよー」
荒れる咲ちゃんに私はどうどうと落ち着かせるため背中を撫でると男性人５人から一斉に頭を撫でられていてそれをやめろ！これ以上縮んだらどうしてくれる！と頭を振って抵抗していた
『あははは！！やだむりぃ、咲ちゃんかわいい』
持ち帰りたいと言う私にそれはやめろと陣平くんと伊達くん諸伏くんに止められて距離を離された
あぁ私の癒しが
諸伏くんの背に隠された咲ちゃんに手を伸ばして項垂れていると、プッと吹き出す音が聞こえ、視線を移すとそれまで腕を組んで傍観していた金髪の彼がお腹を抱えて笑っていた
「アハハハハハハハッ！
も、もうだめだ！ふ、ふふふふ！」
目に涙を溜めてヒィヒィ言いながら笑う彼を皆でポカーンと見つめる
降谷くんてこの頃はこんな風に笑えたんだなぁ
だって私が知ってる彼の笑い方ってにやり顔か笑顔の仮面みたいな顔で、こんな年相応な笑い方は見たことなかったから
いや29才らしい笑い方ってなんだって感じだけども
そうだよね、彼まだ何にも重たいもの背負ってないしね
彼が彼らがこの先もこんな笑い方出来るようにこの場を守らないとね！
じっと降谷くんを見つめていると陣平くんが私をさらに胸に抱き締め私の肩に顎をのせて彼を見上げた
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ディング(プロフ) - ゆきなさん» 優しいコメントありがとうございます！気に入っていただけてとても嬉しいです！コメントのお陰でやる気が出ます！今後ともこの作品をよろしくお願いします！ (2020年10月6日 11時) (
レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください！ (2020年9月27日 5時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ディング | 作成日時：2020年7月2日 0時
