3-2 萩原くんと友達になりました。書き換えなし ページ10
「萩原研二です！これからよろしく！」
ニカッと白い歯を見せながら人懐こそうな笑顔を向け彼はクラスメイトになった私達に自己紹介をした。
彼は私の席の隣になり、HRが終わるとクラスの子達に囲まれた。
クラスメイト達と楽しそうに会話をする彼を見ていると、後ろから首に腕が回り、陣平くんに肩を抱かれる形になった。
「なぁ、あいつ知り合いか？」
『萩原くんのこと？
いや？はじめて会う子だよ。』
ムスッとした顔で私を自身に寄せるように肩を組む彼の手に手を合わせ、どうしたの？と声をかける。
「おまえが、知ってるみたいな顔してたから、、、」
私の肩口に顔を埋めるように抱きついてきた彼の頭に手を乗せ、ポンポンと軽く撫でた
一方的に知っている彼をみてつい顔に出してたの見られてたのか。
じんぺいくんは自分が知らない人が私に近づくのをすごくいやがるようになった。
たぶん、幼稚園の時の不審者事件がトラウマになっているんだろう。
頭を撫でる私の手に彼はすり寄る
この子は猫か何かかな？
かわいいな、おい
ほのぼのとした空気を排出していると先程までクラスメイトに囲まれていた彼から声をかけられた。
「え、え！あれ？ねぇきみ！もしかして充緒ちゃん！？」
さっきまでご機嫌だったじんぺいくんの視線がスイッと彼に向けられる。
まるで、警戒する猫のようだ。
そんな彼の頭にポンと手を乗せて隣からじっと見てくる彼に視線を向けて返答した。
『うん。充緒だけど、
どっかであったことあったっけ？』
「やっぱり！充緒ちゃんだ！え、これって運命かな！？俺萩原研二！研二って呼んで！！」
『お、おん？』
食いぎみに顔を私に寄せる彼にじんぺいくんがギッと歯をむき出し、眉間にグッとシワを寄せて私を自身の腕の中に引き込んだ
まるで威嚇する獣だ
そこでチャイムがなり一時間目の開始が告げられ、担任の先生が教室に入ってきた。
私は先生に席に座るよう指示されても動かない彼に、昼休みに話をしようと説得し席に向かわせた。
萩原くんにも昼休みに話をしようと約束し、教科書がまだ届いてない彼の机に自分の机をくっつけ教科書を間に置き、授業を受ける準備をした。
じんぺいくんからの視線が痛くまた不機嫌なオーラに教室が包まれ、居心地が悪い一時間が始まったことに心の中でクラスメイトと担任の先生に謝った。
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ディング(プロフ) - るるるさん» わざわざご指摘ありがとうございます！書いた後見直しはしているのですが、また変換ミス等あるかと思います。どうか温かい目で見ていただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。！ (2020年6月24日 21時) (
レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
るるる - ｢降られる｣では、上から降って来る何かになるかと。｢振られる｣だと思いますよ？ (2020年6月24日 17時) (携帯から) (レス) id: 2d6581802f (このIDを非表示/違反報告)
ディング(プロフ) - さやクマさん» 読んでいただきコメントまでありがとうございます！私の願望松田さんになってしまっていますが、気に入っていただける方がいて嬉しいです。オリジナル要素多めで書いていきますがどうかお付き合いください。 (2020年6月13日 19時) (レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
さやクマ(プロフ) - この作品、大好きです！いつも楽しく読ませていただいてます。松田さん推しなんでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2020年6月12日 16時) (レス) id: ae4e9d51ce (このIDを非表示/違反報告)
ディング(プロフ) - 天野陽菜さん» コメントありがとうございます！完全妄想なじんぺいくんを気に入っていただけると嬉しいです！応援ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします。もし見たいシーン等があったらおしえてください。 (2020年6月9日 15時) (レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ディング | 作成日時：2020年6月7日 16時
