4-9 混合した世界でした。書き換えなし ページ24
とくとくとくと眠りについた時より早く打つ鼓動で目が覚めた
目を開けて彼の顔を見るため、自身の顔を上に向けると、すこし顔を赤くしながらも私の背中に手を回したままの陣平くんが私を見つめていた
『おはよう陣平くん』
「、はよ」
『、、、照れてる？』
「、、、照れてねーよ」
お前から抱き付いてくるとか
レアすぎだろ
彼はボソッと呟くと私に顔をみられないようにまた私の頭を自分の胸に押し付けた。
この距離だから聞こえてるんだけどなぁ
私は彼にもう１度ぎゅっと抱きついてから、彼と共に起き上がり、ナースコールを押した
お医者さんの診察を受け、外傷が縄で擦れた手首のみだったため、その日のうちに帰宅許可が出た
私達はやって来た伊丹さんと毛利さんから軽い事情聴取を受けた
そう、毛利さん！四才の時にお世話になったお巡りさん
無事警視庁捜査一課に配属されてました
あの一件以来あってないから５年？ぶりなんだよね
しかも伊丹さんと亀山さんと同期なんだって
世間て狭いね
「やっぱりあの時の子か！大きくなったなぁ」
「なんだ毛利、知り合いか？」
「俺が交番勤務だったとき不審者逮捕したっつったろ
そんとき助けた子だよ」
「あぁあの時言ってたやつか」
『伊丹さんも助けていただきありがとうございました！爆発から庇ってくれたのかっこよかったです！』
伊丹さんを見上げて言うと、一瞬目を見開いたあとフッと細めた
「いんや、怪我もなく無事でよかったよ
だが、あぶねーことはすんじゃねぇぞ」
またなんかあったときは俺ら警察を頼れよ
なんかあったら不味いんだけどなぁ
と苦笑を浮かべながら私の頭をぐしゃぐしゃとすこし乱暴ではあるが撫でその手からは心配の気持ちが伝わってきた
その伊丹さんの手を隣にいた陣平くんがバシッと私の頭からはたき落とした
「いって、なんだクソガキ
いっちょまえに王子様気取りか？」
陣平くんは私の手をつかんで、自身の体で隠すように私を背中側に引っ張った
「そんな睨まなくってもお前の姫さん取らねぇよ」
睨んでくる陣平くんに伊丹さんはにやにやした笑みで相手をした
「今回も充緒ちゃんのこと守れたじゃねぇか」
あんま無茶して嬢ちゃん泣かせるなよと毛利さんは陣平くんの頭をぐしゃぐしゃと撫でると伊丹さんと一緒にまたな！と言って病室を出ていった
「あんたに言われなくてもわかってる」
このときから彼が身長を伸ばすため牛乳を飲み始めるのは内緒の話
5-1 幼馴染みという関係に終止符を打ちます！書き換えなし→←4-8 混合した世界でした。書き換えなし
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ディング(プロフ) - るるるさん» わざわざご指摘ありがとうございます！書いた後見直しはしているのですが、また変換ミス等あるかと思います。どうか温かい目で見ていただけると幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。！ (2020年6月24日 21時) (
レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
るるる - ｢降られる｣では、上から降って来る何かになるかと。｢振られる｣だと思いますよ？ (2020年6月24日 17時) (携帯から) (レス) id: 2d6581802f (このIDを非表示/違反報告)
ディング(プロフ) - さやクマさん» 読んでいただきコメントまでありがとうございます！私の願望松田さんになってしまっていますが、気に入っていただける方がいて嬉しいです。オリジナル要素多めで書いていきますがどうかお付き合いください。 (2020年6月13日 19時) (レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
さやクマ(プロフ) - この作品、大好きです！いつも楽しく読ませていただいてます。松田さん推しなんでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2020年6月12日 16時) (レス) id: ae4e9d51ce (このIDを非表示/違反報告)
ディング(プロフ) - 天野陽菜さん» コメントありがとうございます！完全妄想なじんぺいくんを気に入っていただけると嬉しいです！応援ありがとうございます！これからもこの小説をよろしくお願いします。もし見たいシーン等があったらおしえてください。 (2020年6月9日 15時) (レス) id: 4d97bac8dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ディング | 作成日時：2020年6月7日 16時
