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47話、人生初体験の連続 ページ48

「本当に美味しかったです!」
「気に入って貰えたのならいい」


此処までして貰って気に入らない奴が居るなら、ぶん殴ってやるさ
私が人生観変えてやんよ!
なんて内心で思いつつ、両手を合わせてご馳走さま!


「本日はお越し頂きまして誠にありがとうございました。」
「ぁ、あの…っ」
「はい?どうかなさいましたか?」
「デザートプレートの絵…凄く嬉しかったです!ご馳走さまでした!」
「はい!此方こそ気に入って貰えて幸いでございます。」


あわわ…っ!!
何と言う爽やかさ!夏の風が吹いてるぜ…っ!
オドオドしつつ、オーナーさんに感謝の言葉を言えばニッコリと人当たりのいい笑顔で返された
何と言う接客の鏡だなぁ〜!っと感心していたら、グィッと肩を引かれた


「!」
「今日はすまなかったな…後で部下が取りに来るから渡しておいてくれ」
「かしこまりました…お預かり致します。」


そう言って車のキーをオーナーさんに渡す煉獄さん


ぁ、お酒飲んだもんね──


ボケーッと安定のスマートさに呆けいたらそのまま肩を抱かれて店を出た
……ぬん?


「れれれれ煉獄さん!!おか、お会計はっ!?」
「君が席を外した時に済ませたから心配は要らないぞ!」
「んなぁ〜〜っご、ご馳走さまでした…っ!」


危うく食い逃げッ!!と叫びそうになったわ!
本当に最後までスマート過ぎて震えた
た、確かにお手洗いで席を外したとも!
外したけどさーッ!!
え?…え??
………怖いわーっ!!


「それより、この後まだ時間はあるか?」
「へ?…ぁ、大丈夫ですよ??」
「なら少し飲み直さないか?…俺のお気に入りのバーがこの近くにあるんだ」
「ヴァーー!?」
「…むっ?嫌だったか?」
「ぇ、あ…っその、初めてでして…っはい。」


まさかの人生初のBarを体験してしまう日が来ようとは……っ
お酒の飲み直しとかも初めてだし…
うぉおおっとみなぎる謎の現象にとりあえず俯いていたら、これまた嬉しいそうに煉獄さんは「また君の初めてを貰えるな!」っと無邪気に笑う声に思わず見上げてしまった


初めてだらけで嫌にはならないのだろうか?


なんて聞こうにも、下手したら説教されると思うから黙るが…
楽しそうに笑ってるからまぁ、いいか
通り掛かったタクシーに手を上げて止める姿を横目にしつつ
煉獄さんがタクシーに乗る姿がレア過ぎて、ニヤけた
似合わないとか思ってませんよー!

48話、色とりどりの別世界→←46話、この素晴らしい芸術を壊せと…?



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(プロフ) - さやさん» 初コメ本当にありがとうございます!これって本当に面白いのかな?って時々、不安になるのでそう言って貰えると凄く嬉しいです!読んでくれてありがとうございますッ!! (2021年11月26日 21時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 初コメント失礼します!めちゃめちゃ面白いです!!コン寿郎とか夢主ちゃんのノリとかすごく笑わせてもらいました(´▽`♡)続編の方、いまから読ませていただきます♪ (2021年11月26日 3時) (レス) @page49 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年10月23日 9時

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