３６話、ありがとう、気遣い ページ37
「……最初はそのつもりだったんだが…っその、君が余りにも綺麗になっていくのが楽しくってだな！つい…っすまない！」
驚いた
女なんて腐るほど見てきたっと言った煉獄さん
勿論、女に贈り物なんかも沢山してきたであろう煉獄さんがこんなに純粋そうに照れて笑う姿を見ることになるとは思いもしなかった
私を勇気付ける為だったのに気づいたら自分が一番楽しくなってましたなんて……
「ぶっ、はっはっ！なんですかそれっ！」
「…ﾌｯ、漸く笑ってくれたな」
「ぁ、」
「君は笑った方が一層愛らしいな…さぁ、次へ行こう！」
スルリと撫でられた頬に身体が固まった
言われてみれば今日は煉獄さんに会ってから一度も笑っていなかった気がする
気を使わせてしまったらしい事に少し反省した
「バックも良いが…まずはアクセサリーでも──」
ｷﾞｭﾙﾙｯ
「……」
「……」
「〜〜っ！！！///」
き、聞こえてしまっただろうか？
いや、これは聞こえただろうよ！！
煉獄さんの言葉が途切れたぞッ！！
此方を見た煉獄さんに間髪いれずに横を向いた
いやいや〜これは私の腹の虫では無いですよほほほっ
「…うむっ！すまない！俺の腹の虫が鳴ってしまったようだ！」
「んなっ！！//わ、私のお腹が鳴ったんですっ！」
「よもや！そうだったのか？俺の方が大きかったような気がしたのだが……気が合うな！」
いらねーっ！！その気遣いがいらねーっ！！
優しさなんだろうけど、いらねーっ！！
端かも自分が恥をかいてしまった！って困ったように笑われる方が辛いわ！！思わず白状したわっ！！
３７話、ジワジワと実感してくる特別感→←３５話、飛ぶ飛ぶお金が飛ぶ
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棗(プロフ) - さやさん» 初コメ本当にありがとうございます！これって本当に面白いのかな？って時々、不安になるのでそう言って貰えると凄く嬉しいです！読んでくれてありがとうございますッ！！ (2021年11月26日 21時) (
レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 初コメント失礼します！めちゃめちゃ面白いです！！コン寿郎とか夢主ちゃんのノリとかすごく笑わせてもらいました(´▽`♡)続編の方、いまから読ませていただきます♪ (2021年11月26日 3時) (レス) @page49 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2021年10月23日 9時
