285話、拒否権はないヤツですね ページ41
圧迫感に首を左右に振り、声にならない声を上げて止めて欲しいっと懇願するも叶わず
少しばかりの抵抗とばかりに脚を閉じようものなら、胸の頂を強くツネられ呆気なく私は弾けた
「…足は閉じるなっと言ったハズだが?聞こえなかったか?」
「も、…う…やだ…っ!//」
「こんな簡単に俺の指を咥えてよく言えるな……ほら、ちゃんとよく見ろ」
「〜〜ッ!、んぅ…ふーっ、ふっ」
「……ははっ、熱すぎて指がふやけてしまうな!」
耳元で囁かれた後に軽く噛まれれば、深く目を閉じることしか抵抗する術がなかった
ふやけると笑い飛ばしても、その指は抜き取られることは無かった
響き渡る水音と熱くなる吐息──
チラリを覗き見れば、杏寿郎さんと目が合い
私の羞恥心は限界にきた
「………ご…ごめんなさい。も、もう……ギブッ!」
「…なんだ?これからなのに…もう少し付き合え」
「ゆ、ゆ赦してくださいッ!//限界ですッ!!」
「……むぅ、…まぁ悪くはなかったな」
自分から仕掛けた悪ふざけとは言え、此処までだとは想像の上をいっている恥ずかしさに
両手で顔面を覆い隠した
杏寿郎さんは至って楽しそうな所、申し訳ない…いや?なんで私が謝るの??
兎に角、必死に停止を頼んだ
腑に落ちない顔も可愛いんだろうが、確認出来る余裕は今はなかった
「だがな、A──」
「!」
「最後まで責任は果たしてくれよ?」
「〜〜っ!はぃ…っ」
ゆっくりと洗面台から身体を下ろされ、ホッと一安心したのも束の間
お尻に当たる熱気に私は静かに頷いた
「A…俺のコレは何処に入れたら良いっと思う?教えてくれないか?」
「…っ、言わなきゃダメなヤツ?」
「早くしろ」
あ〜〜っ!これ、拒否権ないヤツだ〜
なんて、苦笑いするしかなかった
白々しく聞いてくる杏寿郎さんに口を積むんで怒り震えた
ゆっくりと覚悟を決めるタメ息を吐いて、恥ずか死すが如く
私はお尻を突き出して両手いっぱいに広げた
「─っ、ここ、此処に…っ入れて?杏寿郎さんの…っその」
「……っ…、そのまま広げておけ」
「ッ!…ぁっ、あ……あ、っん〜〜熱ッ!」
絶対に2度は言わんッ!!
そんなエロ漫画の様な台詞を危うく吐き出す寸前で、杏寿郎さんのがゆっくりと押し潰す様に入ってくるモノだから息が止まった
なんか、さっきと違──っ
「杏…ッ!?ゴム……ッ!」
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棗(プロフ) - 梅好きさん» 梅好きさんんッ!!なんとお優しいお言葉…ッ!!ありがとうございますっ!頑張りますね! (2022年2月5日 12時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
梅好き - 楽しみにしています!更新ゆっくりでも楽しみが続くので♡お待ちしております! (2022年2月1日 23時) (レス) id: 52503dd19e (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 梅好き(いつも返信すみません お大事になさってください)さん» 趣味の軽〜いフワフワな気持ちで書けるのが占ツイの良い所だと思っているのでッ!!梅好きさんの変態さんを私は読みたいですッ!(大声) いや〜自分の変態ぷりにたまに我に返る時がただあるので、更新が遅くなるのが申し訳ないがッ!書きたいんで書きます!← (2022年1月31日 0時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
梅好き(いつも返信すみません お大事になさってください) - 棗さん» 私は書ききる才能がなくて本当に棗さんや作家さんを尊敬してます!5の時でしたか!読んでいてキュンとしたので棗さんの変態さんっぷりが伝わってきたのかもしれないですねぇ。ニヤニヤ 今回もたまらんですっ!癖にささる!心理描写と展開がストライクですっ! (2022年1月27日 0時) (レス) @page39 id: 52503dd19e (このIDを非表示/違反報告)
棗(プロフ) - 黒猫さん» んなぁあっ!!黒猫さん!分かります!分かり身蒸かし芋ですよ!←(は?) 「さん」付けの破壊力を伝えたかったんです!!いや、ただの「変態」でも私は死にますけどッ!!変態なんてッ!!(大声)ゲスンゲスンッ 共感してもらえて嬉しいです♡ (2022年1月24日 17時) (レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:棗 | 作成日時:2022年1月2日 10時