99話、その笑顔、反則レベル ページ2
「そんなに俺に興味が合ったのか?」
「…少しは」
「ふふっ…なら食事をしながら洗いざらい聞きたいこと話そうか?」
「! 自分の話は嫌いな人だと思ってました」
「……Aだから話しても良いと思っている」
嫌いなことは否定しない辺り
本当は嫌いなのか、っと──
そこでも感じた " 特別感 " に唇を噛みしめ、慌ててフライパンに視線を落とした
「中々に美味しそうだな!!」
「…うぅっ…玉子ぉおおおっ!!」
「こっちの方が手作り感があって俺は好きだぞ?」
「惚れるわぁあ〜〜っ!」
「なら、付き合うか?」
「いやです!」
仕上げの玉子を乗せる段階で玉子が裂けてた時は悲鳴を上げた
なんとか誤魔化すために全力を尽くしたが、完璧にしたかっただけに悔しい!
煉獄さんの厚いフォローに感動して叫べば、変なことを言うので真顔で即答した
量が多いとこうも使い勝手が難しくなるモノなのか、っと…
自分の何時もの量は綺麗に出来たからこそ、本当に悔しいッ!!
「いただきます!……うまい!!」
「……良かった、です」
いや、まぁオムライスですからね?
不味く作りようがないですよ
元気いっぱいなのに、いただきます。する時の姿勢は綺麗だったなーっと思い、真似するように私も姿勢を正して食べることにした
オマケで作った野菜スープをちゃんと味がして安心安心!
何故か味見した時と食べる時では味が変わる私の謎料理
「むっ!チーズが入ってるのか!」
「トマトとチーズの相性は神ですからね!私のオムライスには入るんですよ!」
「…美味しいな!」
「!」
はい。持ってかれたー!
その笑顔なんですか?その笑顔で人殺せますよ?
大きい声でうまい!って期待していただけに不意打ちに倒れた
玉子を被せる前にスライスチーズを上に乗せ、ご飯の温もりで若干溶けつつ、決め手の玉子で良い感じに溶けてくれる二段構えのチーズ対策
本当に美味しいからカロリーは友達精神でよくやってしまう罪の味──
煉獄さんの予想だにしない笑顔にドキドキしつつ、誤魔化すようにオムライスを口に運んだ
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棗(プロフ) - さやさん» さやさん!ありがとうございます!んんッ!夜更かしはお肌の敵ですよ!(人の事言えない)キュンキュンして貰えて嬉しいです!じっくり読んで貰えて恐縮です。ご期待に添えれるよう頑張っていきますので、応援凄く励みになりますッ!! (2021年11月26日 22時) (レス) @page41 id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 1にコメさせていただいた者です!笑いながらキュンキュンしてじっくり読み進めていたらこんな時間に!( ; ・`д・´)やっぱりめっちゃ面白いです!煉獄さんのモード切り替えが(*´Д`)お気に入り登録させていただいたので、これからも応援させてください(*´ω`*) (2021年11月26日 5時) (レス) @page41 id: 7025e10926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:棗 | 作成日時:2021年11月21日 22時