３４３話、甘える ページ3
「無理はしなくても良い…だが、少しずつて良いから俺に甘えてほしいんだ──」そう優しく微笑みながら笑う杏寿郎さんに私は黙って頷いた
甘える──
甘える───？
「…甘えるって杏寿郎さんの腕に抱きつけば良いの？」
「ﾌﾟｯ！はっはっはっ！俺はそれでも構わないが…そうだな、この場で言う甘えるのは " 遠慮するな " っていう意味だよ」
「ほぉ…！」
「つまり、好きなだけ食べてくれ…俺はただAの楽しそうに笑った笑顔が見たいんだ」
ソッと頬を撫でる杏寿郎さんの行動にドキッとした
とんでもない勘違い？をしてしまったが──
そんな事を言われてしまったら " 甘える " しかないじゃないか！
……嫌ではないが？、ｺﾞﾎﾝｯ！
「えっと、じゃ…お言葉甘えて？」
ぎこちない私の言葉に杏寿郎さんは再び楽しそうに笑った
「んん"ッ！！？杏寿郎さんッ！…んまぁ〜っ♡」
「気に入ったようだな」
こんな美味しい鶏肉初めてだよーっ！！
行儀悪く流石に足踏みは出来ながったが、空いた片方の手はブンブンだ
店主さんが出す時に品名を言ってくれたが《波》っと言うらしい
まぁ、簡単に言えば鶏皮だ
出来立てだからこそ味わえる表面のパリパリ感と、噛んだ時にクニュッと何とも言えない食感が同時に味わえる幸せ
こんな食べ物があって良いのか──？
若干、半泣きである
次に来たのは、待ってました！つくね！！
つくねのコリコリ軟骨は気が済むまでコリコリしたくなる魅力的な作業が癖になる
ワサビつきのつくねも食べてみればお口の中で革命が起きたのは言うまでもなかった
食レポ苦手マンだけど、めちゃくちゃ生きてて良かったって思ってます！
じーんっと、つくねの刺さった串を片手に感動の余韻に浸かっていた
３４４話、だってカッコいいから→←３４２話、敷居が高いってヤツ
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棗(プロフ) - 黒猫さん» んんッ！黒猫さんコメありがとうございます！！若様の『お嬢』呼び良いですよね！ヽ(´・`)ノ♡ 色っぽい声で言って貰いたい一心で、欲望のままに書いてみましたwいぇいっ (2022年3月29日 12時) (
レス) id: f6f7f83bec (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 煉獄さんのお嬢呼びいただきました！最高です！！！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page16 id: 02ed9e584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：棗 | 作成日時：2022年3月21日 8時
