＊１５＊ ページ16
「あーぁ・・・。後ちょっとだったのに・・・。」
助かった・・・？
「白竜・・・？」
「A、大丈夫か？」
「うんっ・・・・はくりゅ・・・っ。」
白竜は安心させるように私の後頭部を抱きしめながら優しく撫でてくれる。
よかった・・・。
あのまま吸われてたかと思うと・・・、
少しぞくっとした。
「手強いなぁ・・・ほとんどの女は落ちるんだけど。。」
先輩は言いながらドアに手をかける。
「南沢っ!!」
「おっと、先輩に向かって呼び捨てか？・・・いつか吸ってやるよ。お楽しみはおあずけってことでな・・・。」
先輩は私を口説こうとするときは甘い言葉を使うけど、いつもはほとんど背筋が凍るような怖い言葉ばかり。
私たち、いや、白竜を見下す視線は言葉よりも恐怖を残していった。
「Aっ、ごめんなっ・・・俺がそばにいなかったからっ・・・。」
白竜は先輩が出て行った後私を心配そうに大切なものを扱うように優しく抱きしめた。
「私の不注意がいけないのっ・・・もっとっ・・もっと気をつけておけばよかったのに・・・。」
すごく申し訳なくなった。
私が人間だから無力で怖いとすぐに動けなくなって。。
「白竜、A!!大丈夫か？」
その後すぐに京ちゃんも来た。
廊下で先輩とすれ違ってまさかと思って心配して来てくれたらしい。
「大丈夫だよ？京ちゃん。」
いつか、もし、近い未来。
先輩と白竜が戦う、なんてことが出てきてしまったとしたら私は私のできることで白竜を守りたい。
例え、それが危険だとしても＿＿＿＿。
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- 健康運: ★★★★★
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ファレイ(プロフ) - まいかさん» 前作にもコメントいただきありがとうございます(*´ω｀*)頑張りますね(*´ω｀*) (2014年4月6日 13時) (
レス) id: da9a84b969 (このIDを非表示/違反報告)
ファレイ(プロフ) - むぎ♪さん» ありがとうございます(*´ω｀*)前作も読んでいただきありがとうございます(*´ω｀*) (2014年4月6日 13時) (レス) id: da9a84b969 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ♪(プロフ) - すごく面白いです！前作の死神も読みましたがそちらも大変素敵でした！テスト頑張ってください！！応援してます！ (2014年4月1日 15時) (レス) id: e719925637 (このIDを非表示/違反報告)
まいか - 頑張ってください！更新楽しみにしてます！ (2014年3月31日 3時) (レス) id: 8146b96781 (このIDを非表示/違反報告)
ファレイ(プロフ) - 龍乃宮嶺音＠花宮真さん» おやすみwwwwwwww (2013年9月24日 22時) (レス) id: 4eb0ad8605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファレイ | 作成日時：2013年8月25日 23時
