愛して愛して愛して2 [fw]

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不｢今日どこおったん...？｣

｢ん？本社でボイス収録だよ｣

不｢それから？｣

｢お昼食べにカレー屋さん行ったかな｣

不｢1人で？｣

｢いや、葛葉先輩とだけど｣

不｢なんで？｣

｢え？｣

不｢俺男とご飯行くの許可してないんやけど｣

そう言うと苦しいぐらいに抱きしめられる

｢ちょ、とまって...くるしっ｣

不破くんの背中を叩き緩めて欲しいとアピールをするも無駄に終わる

すると項あたりでカチリと音がし不破くんが離れる

首元に手を持っていき確認するとネックレス？がつけられていた

｢ネックレス...？｣

不｢ネックレスをプレゼントする意味わかっとる？｣

｢いや、わかんない...｣

不｢首輪って意味やねんて。それからあなたのことを心から想っています。ずっと僕と一緒にいてほしいやねんて｣

｢不破くんピッタリな言葉だね｣

不｢このついとる宝石もアイオライトの紫とクリスタルの透明も意味あってな？ 紫はもちろん俺の色なんだけどAの誕生石で真実の愛って意味があって、クリスタルは俺の誕生石で永遠って意味と透明は俺色に染めるって意味も込めとるんよ｣

｢不破くんと私のが詰まってるんだ？｣

不｢俺の気持ち全部込めとる｣

｢えへへ、嬉しい...ありがとう｣

鏡でデザインを確認すると小さめのハートにアイライトの宝石が埋め込まれておりハートの中にクリスタルが揺れている

普通にデザインは可愛くて気に入ったが中身が重い

不｢外したらころすよ？｣

満面の笑みでそんなことを言うのだから冗談なのか本気なのか全く分からない

｢外すわけないじゃん｣

不｢ちなみにこれお揃いなんよね、俺にハートは似合わんから服の中に隠しとくけどAは隠しちゃいかんよ｣

ちらりと不破くんの首元にあるネックレスを見せてもらい全く一緒なのがわかるが不破くんにハートってと笑ってしまう

不｢何笑っとるん？｣

｢んー、幸せだなって｣

不｢んはっ、俺も｣


不破くんの怒りが納まったのを安堵し今日も幸せを実感する



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