KingdomHearts ～光を守る者、闇を探求する者～ (ページ38)

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○３５*鎖ページ38

円卓

サ「ゼムナス様、ルミネを連れてきました」

ル「・・・・」

ゼ「・・・・・・状態は安定しているようだ」

サ「なら、ルミネを任務に行かせれますか？」

ゼ「・・・・・・・・・・・休ませておけ」

ル「休・・・む？」

ゼ「別の部屋を用意した。以後、誰とも会ってはいけない・・・
たとえ、ロクサスでも――――

いや、ロクサスには絶対会ってはならない・・・・・」

ル「や・・・やだよ！どうしてっ・・・・！」ドサッ

サ「・・・・」

ゼ「ロクサスに会えば・・・呼応され、機関から脱走をはかるかもしれん」

サ「では、ルミネは・・・」

ゼ「忘却の城に閉じ込めておけ。それくらいしないといけない・・・

この少女は大事な・・・・大事な・・・・我々の『切り札』なのだから」

サ「・・・・・」

―――――忘却の城の一室

サ「・・・この城はかなり派手にやられた者だ」

ル「ん・・・・ぁ・・・・・・」

サ「・・・・ナミネが使っていた部屋・・・・
何故こんな部屋にルミネを置いておく必要があるんだ・・・・」

ルミネをサイクスはイスにかけさせる。

サ「・・・なっ？！」

ルミネの体は光りだし、イスから半透明な鎖が現れた。
鎖はまるで電流のように地面につらなり、ルミネを固定させた。

ふと鍵のかかる音がしたがサイクスの目は鎖の方に向いていた。

サ「・・・」

ルミネの手を引っ張る。
完全に固定されていてどうやってもとれない。

とろうとするばかりか壁から鎖が出てきた。
クレイモアでも対処しきれずこの場を離れるためドアを閉めた。

ドアに鎖が巻かれ、入れない状態になってしまった。

サ「・・・・封印、永久に出さないつもりなのだろうか・・・？」

そうつぶやくと

サ「・・・・報告とともにここの調査をアクセルにさせよう。
我々の計画のためにも・・・・・な・・・・・・・・・・・・・・・・リア」

忘却の城をあとにした。