北さんの彼女、マネージャーになります【北信介】

▼聞いたこと ページ38

Aside




北「ええか、よう聞いとけよ。

　 今年の夏休みは特別に、いろんな所から集まって合同合宿することんなった。」



貴『合同合宿……！！』



侑「合宿来たでぇーーー！！！」



北「侑、うるさい。」



侑「ハイ……」



北「で、参加高校は六つ。

　 宮城から、烏野高校，青葉城西高校，白鳥沢学園高校。

　 東京から、音駒高校，梟谷学園高校。

　 そんで兵庫から、うちや。」



ほとんどの学校は名前聞いたことあるけど……。



貴『烏野って、強いん？

　 全然聞いたこと無いけど。』



北「俺も最初聞いたとき、どんな高校か分からんかったから調べた。

　 インターハイは、二回戦で伊達工と当たって勝利。

　 その後、三回戦で今回参加する青葉城西と当たって負けてる。

　 負けた言うても、結構ギリギリや。」



角「あの、この前ちらっと耳に挟んだんですけど……。

　 その烏野ってとこ、"落ちた強豪 飛べない烏"って言われてるっぽいです。」



侑「あ、それやったら俺も聞いたことある！」



治「俺もあるわ。」



北「……ほうか。

　 まあ、名前知らんからゆうてなめとったらあかんで。

　 ちゃんと本気で行くようにな。」



「「「はいっっっ！！！」」」



北「で、期間は来週の月曜から一週間。

　 場所は音駒高校や。

　 ……………。」



貴『？

　 信介、どしたん？』



北「……一応言え言われたから言うけど。

　 最後、バーベキューあるみたいやから頑張り。」



治「バーベキュー！？」



侑「よっしゃあーー！！」



北「……こいつらが調子乗るから言いたくなかってん……。」



貴『ごもっともです……。』

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