呪術を願ったら魔法に【MASHLE】

8話 ページ9

ダンベル君がいじめられてるっぽいことに気づいてしまった

ちらりと見てみると教科書がボロボロ

典型的ないじめかぁ、

あの子強いから大丈夫だろうけど

ひどくなったら助けてやろう

このグッド･ルッキング･ガールのこの私が←



「お前が好んでいるキノコ頭いじめられてるのか？」

「そーっぽいわね」

やっぱりランスも気づいていたんだ

わっかりやすいいじめしやがって

「意外に淡白なんだな」

ランスは私のことなんだと思ってんのかしら【定期】

「そうかしら？だって私あの子の名前すら知らないし

そもそもお友達じゃ無いわ」

自分でも淡白かもって思う



「まあでもランスがもしいじめられてたら

助けてあげるから安心してよ」

友達なら助ける

それ以外の有象無象はどうでもいい



後日

ダンベル君がキャベツ君と教頭を埋めたらしい

ほんとに最高

「まじで面白いwww」

ツボすぎて

「ずっと笑ってるよな」

ランスも呆れ顔なんだけど

イケメンだからイケメンなのよ←

「私のツボ押さえすぎなのよ」

イケメンは何してもイケメン

知ってはいたけど

身に染みて感じる



「今度あいつらに絡みに行くけどくるか？」

何すんだろう

「遠慮しておくわ、結果だけ教えて」

ランスは編入生一位で銀の硬貨をもらっている

そしてあのダンベルくんも持っている

ランスが負けるかもしれない

そう思ったのは口に出さないでおこうと思う





お気に入り増えてて嬉しい限りでございます

今後ともご贔屓に

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