呪術を願ったら魔法に【MASHLE】

3話 ページ4

その後も難なくクリアしていった

私の辞書に挫折という文字はない←



「最後の試験はこれだ」

おっともう最終試験らしい

いやー、人数だいぶ減ったなぁ

なんてまた呑気に考えていると

地面が揺れ、壁が現れた

だから埃舞うって←



「次の試験はこの迷路を解いてもらう

無論ただの迷路では無い

中には様々な仕掛けが施してある

制限時間は30分

時間内にゴール地点にいたものを合格とする」

「それでは始め」



って言われてもなぁ

「ゴールの方向どっちやねん」

て思ったけど一本道だったわ

曲がるとか二手に分かれてるとかなかった

何か罠があるわけでも無い

迷路とは？

何か仕掛けられてるとは？

難なくゴールしてしまった

しかも1番

あれ？これ



「贔屓されてる感じ？私」

ちょー嬉しいんですけど

試験監督に向かってウィンクしとこ

いやー楽でいいね、顔がいいと←

そこから約10分

暇だなと思ってたら2番の子が来た

ランス･クラウンっていいらしい




そこからまた約15分

そろそろ試験終了時間

今してること終えようかな

え？今何してるかって？

ランス君とあっち向いてホイ

「お前、クソ弱いな」

「ランスくんは強いわね、私びっくり」

皆様お気付きになって？

しっかり猫被れてるの

いやぁ、しっかり被っていよう



なんて考えていると

ｶﾞﾝｯ、 ｶﾞﾝｯ、ｶﾞﾝｯ

と何かが壊れる音がした

しかも何回も、そして徐々に近づいてくる

誰かはやろうとするだろうなと思っていたこと

" 壁を壊す “

道がないなら作ればいい話

壊した犯人はやっぱりダンベル君



やっぱりあの子最高

帰れコールを浴びせられていると

女の子が一歩前へ出てきた

そして意を決した表情で

「や、やめてください、、彼は悪く無いんです！」

そう言い放った

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