掟 2 ページ2
今、朝のHRなのに、霧.野君は私の隣にいる。
「どうしたの？」
私が聞くと、霧.野君は苦笑いで、
「ちょっと具合悪くてさ。」
と言った。
「だ、大丈夫なの？」
「平気。俺、そんなにヤワじゃないし。」
と笑って言う霧.野君の表情は顔色がすごく悪かった。
「霧.野君、保健室に行こう！このままだと本当に倒れちゃう！」
と言うと、霧.野君は私を壁と自分で挟めた。
「え、き、霧.野君…？」
息が上がっていく霧.野君。
そして私に体を倒した。
「霧.野君！？」
*
「音無先生…。」
「大丈夫、ただの寝不足。」
「よかった…。」
「私、ちょっと用事があるから、霧.野君が起きるまでそばにいてくれないかしら？あ、授業が始まったら教室に戻っていいから。」
私は横目でベッドに眠っている霧.野君を見た。
…本当にすやすや寝ている。
私は霧.野君の傍に座った。
…間近で見たことないからな。
睫毛長いし、肌が綺麗。
一言無駄に付け加えるなら、女みたい―――
「あ、き、霧.野君…起きた？」
「ここは…保健室？」
「そうだよ、霧.野君、いきなり倒れたから…。」
「そうか、ありがとう。…音無先生は？」
「用事があるからって…て霧.野君！？」
「ならすごい好都合だな。」
今、何が起きてるの―――？
目の前に霧.野君がいて、視界に霧.野君と天井が写っている。
霧.野君は私の足と自分の足を交互に絡めている。
そして、私の両手首を掴んでいる。
「き、霧.野君っ…！んっ…！」
霧.野君はキスをしてきた。
「んっ、はあっ…んんっ…！！」
今度は舌を入れてきた。
保険室内に響く厭らしい水音。
私は息ができなくなって声をさらに漏らした。
「鼻で…息をするんだ。」
実際そうすると少し楽になった。
霧.野君は唇を離した。
「はぁっ…はぁっ…。」
私は疲れて息を吐いた。
「ありがとう、少しだけ元気になった。また放課後よろしく。今度は―――それ以上、な。」
と言い、霧.野君は立ち上がる。
「あ。」
「ん？え、また！？」
私は2度霧.野君に押し倒され、
「うっ…あっ…き、霧.野君…痛いっ…！」
首筋を霧.野君に噛まれた。
「契約。」
と言って今度は本当に保健室から出ていった。
霧.野君に噛まれた部分が…とても熱い。
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水無月のどか(プロフ) - ○が、“く”なのか、“さ”なのか問題が私の頭の中で討論されてる。 (2019年7月6日 13時) (
レス) id: 171e505c5b (このIDを非表示/違反報告)
月宮みやこ(プロフ) - めみおさん» そうなんですか… もし更新されたら、即行で見に来ますね!! (2016年3月15日 22時) (レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
めみお(プロフ) - 月宮みやこさん» 終わる可能性は高いですね…申し訳ありません…。もし、もしですが、掛け持ちで意外に行けるかも！と思ったらまた作ると思います！←結構優柔不断なんですよね…(笑) (2016年3月15日 18時) (レス) id: e3b6e207a6 (このIDを非表示/違反報告)
めみお(プロフ) - ゆーみやン＠イナシリらぶ!!さん» はじめまして！ありがとうございます！長いあいだ待たせて申し訳ありませんでした！更新はかなり遅いですが、見てくださると嬉しいです！ (2016年3月15日 18時) (レス) id: e3b6e207a6 (このIDを非表示/違反報告)
月宮みやこ(プロフ) - えええ！終わっちゃうんですか!? (2016年3月13日 22時) (レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めみお | 作成日時：2015年8月17日 0時
