Valentine × Kazuma Kawamura

Valentine × 10 ページ10

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A「ママおはよー！」




ママ「おはよう。今日も元気だね(笑)」




A「でしょー(笑)」






パパは今日は早番かな


大好きなママとパパ、大好きな家族



妹は絶賛反抗期だからいいや






ママ「壱馬くん先に行ったみたいだからお弁当持って行ってあげて？」




A「え？もう行ったの？」




ママ「行ったみたい。朝から言いに来たよ？」




A「そうなんだ。いいなぁママは朝から会えて」




ママ「ママはね、ママだからね壱馬くんは何も思ってないと思うけど」




A「どうゆうこと？」




ママ「壱馬くんも絶賛思春期なんだからAに思うこともあるんじゃないの〜？」




A「ないでしょ。お隣の妹ぐらいだよ」




ママ「ふーん、まあ頑張りなよママはいつでもAの味方だから」




A「ふふ(笑)ありがとう」







大好きなママ


何でも話しちゃうママ


私の恋愛事情も知ってるママ




私が自分でお弁当作るから


ママは朝ご飯だけ作って朝からお花いじってる




ママのお弁当も好きだけど、


今は壱馬先輩のもあるから。







ママ「今日もおいしそうだね、壱馬くんの項目一個はクリアしてるんじゃない？」




A「家庭的な子？私、家庭的な子になれてる？」




ママ「なれてるよ。こんなに店も手伝ってくれていつも感謝してるし。」




A「それが当たり前じゃない？」




ママ「それをそうやって当たり前って言えるとこが誇りだよ、A。」






ママの優しい笑顔が大好きで


私をいつでも1番応援してくれる




だからこうやって支えたいって思うし






A「でもなぁ、女子力は負けちゃう。先輩に」




ママ「それは間違いじゃないね(笑)」




A「お菓子作りなぁ、もっとできるようになりたい」




ママ「それができたら壱馬くんも文句なしね」




A「そうかなぁ。がんばろ。」




ママ「でもAは、ガトーショコラが作れればいいんじゃないの？」




A「..........え？」




ママ「思い出のガトーショコラ、でしょ？」




A「あー、うん.....」




ママ「ホワイトデーにでも作りなよ。喜ぶんじゃない？生クリームに桜とか使ってさ！」




A「でも多分、あっちは覚えてないんじゃない？」




ママ「わかんないじゃん。頑張ろうよ。」









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