Valentine × 31 ページ31
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Kazuma side.
ふわっと香る優しい香りとお花の香り
Aが来た、と。
全然足音が聞こえるわけじゃないのに
それでわかってしまう俺は相当だ
A「..........かずませんぱい、」
壱馬「また寝込み襲おうとしてる、?」
保健室にいた時もそうだ。
こいつ、俺のほっぺたすぐ触る
俺に伸ばした右手
グッと引っ張ってテーブルに押し付ける
壱馬「いい加減、期待してもいい?」
A「..........え?」
壱馬「他の人の弁当食って嫉妬して、一緒に寝たら顔真っ赤にして、キスしたときのあの反応も、」
A「....................」
壱馬「..........A、好きだよ。誰にも渡したくない。ずっと俺の隣にいて欲しい、」
A「..........せんぱい、」
壱馬「なぁ、A?」
赤く染まった頬と
潤んだ瞳
さっき俺が塗ったリップ
その上からキスをひとつ。
壱馬「..........A、目逸らすな。こっち向いて、」
A「....................」
何も言えなくてキョロキョロと視線泳がせて
そこまでもがかわいい。
壱馬「拒絶、しないの?そういえば俺のキスも全部受け入れてるけど。俺、期待するけど」
A「....................」
壱馬「A、なんか言えって」
A「..........期待、していいよ。」
壱馬「..........え?」
A「私も、ずっと好きです壱馬先輩。」
照れた視線で俺を見つめるA
Aは翔吾と仲良いし
樹とは同じクラスだし
慎と最近仲良いし
俺のこと好きなんて、
A「ずっと好きで、でもこうやって仕事でも一緒にいることが多い人だからダメだったら関係悪くなっちゃう気がしてずっと秘密にしてて、」
壱馬「..........ふ(笑)そんなこと考えてたんだ。かわいいじゃん、A。」
A「私は、本気で、!」
壱馬「ありがと。それだけ俺のこと好きやったんやろ?」
A「....................」
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Kom.(プロフ) - ポムさん» ありがとうございます( ; ; )嬉しいです!! (2019年3月26日 8時) (レス) id: 43390e139f (このIDを非表示/違反報告)
ポム(プロフ) - 久々に小説に没頭して幸せな時間を過ごさせてもらいました!ありがとうございました(^^) (2019年3月25日 23時) (レス) id: 55cb29de3a (このIDを非表示/違反報告)
Kom.(プロフ) - 瑠菜さん» ありがとうございます(^_^)こんな高校生活、夢に描いてたけど実際そう上手くはいかないし思ってたのと違いますよね(笑)ファンだなんてありがとうこざいます嬉しいです!頑張ります!! (2019年3月14日 23時) (レス) id: 43390e139f (このIDを非表示/違反報告)
瑠菜(プロフ) - 読みながらこんな高校生活送りたかったなって思いながら浸ってしまいました。胸きゅんなシーンたくさんでにやけながら読んでました笑 これからも更新頑張ってください!密かにファンです。笑 (2019年3月14日 22時) (レス) id: 009eb1d3ca (このIDを非表示/違反報告)
壱愛(プロフ) - Kom.さん» そうなんですね( ; ; )その時は楽しみにしてますヽ(*´∀`) (2019年3月14日 20時) (レス) id: 54edd33d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kom. | 作成日時:2019年3月7日 8時