Valentine × Kazuma Kawamura

Valentine × 4 ページ4

・









・









・









Kazuma side.









慎「またA先輩のお弁当ですか？」




壱馬「そうだけど？今日もうまいわ」




北人「大好きなAちゃんの、でしょ？自分から頼むの照れ臭くてお母さんに頼んでもらったってやつ」




慎「北人さんそれもう何回も聴いてますから」




北人「健気でかわいいでしょ壱馬」




翔吾「ひとくちちょうだいよ〜」




壱馬「あげへんわ」






俺を貶す北人、今は放っておこ


周りからうざい視線浴びたって




北人と翔吾と、慎と今日は休みらしい樹


それであいつ、Aがいればそれでいい



あと優奈か、あいつは北人大好きだからどうでもいいっちゃどうでもいい




それで家に帰れば大好きな仕事ができる




この日常に幸せを感じる





強いて言うなら、あいつが俺の中に入り込んできてくれたらもっと幸せかもしれへんな









北人「でもさ？バレンタインにチョコ貰えないってまじで可愛そうだよね」




壱馬「Aの家、めちゃくちゃ忙しそうやったもん」




北人「欲しかったくせに〜」




慎「欲しかったくせに〜」




翔吾「欲しかったくせに〜」




壱馬「うるせえな(笑)あいつの家のことも理解してるからいいの」




北人「でた。俺のAだから誰にも渡しませんよ〜ってやつ」




慎「北人さんちょっと黙ってて、」








小さい頃から知ってた


でもこうやって仲良くなって、話せるようになって




それができるようになったのは高校生になってから



俺の両親は店やってるから忙しくて


適当に買い弁で済ませてたとき、



Aの母ちゃんが暇なんだから作りなさいよあんたが！



みたいなこと言って、そこからスタート






ナイスアシストだったよ、Aの母ちゃん(笑)







ミディアムロングの髪


背は俺より10cmは低いかな


スタイルめっちゃいいんだ(秘密)


家族が大好きで家の手伝いしてて


部活やらないで家を手伝ってる、家庭的な子


ずっと花の中にいるから自然と優しい花の匂いがする


それとAはもともと優しい匂いがするから




ほら、今日の朝の俺だって


Aの匂いで気づいちゃうぐらい。




あーあと、料理はめっちゃうまい。








・









・









・

Valentine × 5→←Valentine × 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す