Valentine × Kazuma Kawamura

Valentine × 25 ページ25

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Kazuma side.









？「ハッピーホワイトデー！」




慎「あ、A先輩！」




A「慎くん、その笑顔に癒されに来たよ〜」






優奈とのことでそわそわしてる北人と


はやくも目がキラキラしてる翔吾


慎はAに懐いてるし


樹も目はAの紙袋






樹「え、マカロン？A作ったの？」




A「作ったの。すごいでしょ〜」




翔吾「お店のみたいやんけ〜さては、壱馬の家の買って違うのに包装したな？」




A「違います。翔吾先輩あげないですよ？」




翔吾「うそうそごめんって(笑)」




A「あ、北人先輩。」




北人「..........え？」




A「今日、頑張ってくださいね？私もささやかながら応援させてもらいます」




北人「..........ありがとう。」




A「あの、もしかしたらなんですけど優奈、呼び出しされて」




北人「え、呼び出し？」




A「いい子だからちゃんと面と向かって断ってくるって」




北人「え、うそ......」




A「見てきてもらってもいいですか？」




北人「..........え？」




A「優奈に呼び出しした人、悪い噂ばっかり聞くって友だちが言ってて、」




北人「....................」




壱馬「行ってこいよ北人。それでついでに今日のデートの約束してこい」




北人「..........うーん、」




A「もしかしたら優奈、襲われてるかも、」




北人「なに？行ってくるよ！」







Aの言葉に反応して



すぐに立ってAが教えた教室へと向かった北人







A「これは壱馬先輩に」




壱馬「..........なぁA？リップよれてね？」




A「..........リップ？あー、」






怪しい、間が怪しい


リップなんてそうそうよれるもんじゃないし


飲み物飲んでも少し薄くなるだけだと思うのに







壱馬「キス、した？」




A「..........キス！？」




壱馬「その反応、したんやな。だれ？」




A「..........すぐ塗り直します。」




壱馬「A、ちょっとこっち来い」








５人、今は４人になったけど


その輪から抜け出して




死角になってるところに腰を下ろす







壱馬「俺の前、座って。」




A「..........はい、」






ブレザーの左ポケットAのリップがいつも入ってる



今日はそこから赤のリップ









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