Valentine × Kazuma Kawamura

Valentine × 16 ページ16

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Kazuma side.









壱馬「優奈、」




優奈「げ、何ですか」




壱馬「俺の弁当食った代わりに付き合ってよ」




優奈「軽くすみます？」




壱馬「お前は俺をなんだと思ってん(笑)」







週に2日だけ休ませてくれていて


今日はその1日



北人はバスケやってるから


Aも帰ったし今日は優奈に付き合ってもらう









壱馬「今のJKってこんなん飲むん？」




優奈「え？おいしいじゃん」




壱馬「おいしいじゃんっておいしいけどさ、優奈も敬語、」




優奈「咄嗟にでました。」





優奈に連れられて


ちょっと表の通りに出るとタピオカ屋さんがあって




うん、まあおいしいけど






壱馬「これに700円とか800円って高くね？」




優奈「おいしいからいいんです。これ持ってプリクラ撮るんです」




壱馬「へぇ、それが楽しいんだ。Aともそんなことやんの？」




優奈「もちろん、そんなことばっかりですよ。」






ニヤニヤされてるのは


今は怒らないでおこう







優奈「ほんと、Aのこと大好きですよね(笑)ここまで来てもAだもん」




壱馬「..........いいやろ別に。優奈は？北人と来たりせえへんの？」




優奈「んー、まあ最近はね、」




壱馬「なんかあった？」




優奈「いいんです今は壱馬先輩とA見てるだけでお腹いっぱいだし」




壱馬「優奈も仲良さそうだけどなんかあるんやな、北人のバスケでも見に行ってやったら？」




優奈「嫌なんです行きたくない。バスケしてる北ちゃんすごく好きだけど、」




壱馬「あー言いたいことわかった。私だけの北ちゃんなのにーって？」




優奈「..........え？」




壱馬「ギャラリーが多いのが嫌なんやない？北ちゃんは私のですって言って来ればいいやん(笑)」




優奈「面白がってる結構真剣に悩んでるのに。そんなことしたら嫌われるからいいです」




壱馬「嫌わないと思うで？北人も優奈のこと大好きやし。」




優奈「..........え、」




壱馬「想いは言葉にしなきゃわからんやん、そんな近い距離におるんやからちゃんと伝えなあかんやろ」




優奈「ふふ(笑)アドバイスですか？ありがとうございます。でもそれはどちらかと言うと壱馬先輩の方がじゃないですか？」




壱馬「..........え？俺？」




優奈「これで卒業したらいくら家が近いって行っても離れちゃうから、」









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