Valentine × Kazuma Kawamura

Valentine × 13 ページ13

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？「..........ねえ、A！ねえ！」




？「..........起きてってば！」




A「..........んー？」




優奈「あ、起きた！」




北人「起きた？ねえ、A！」




翔吾「壱馬が倒れて、」




A「..........え！倒れた？」




北人「多分ここ数日の睡眠不足だと思うけど」




A「壱馬先輩は.....？」




翔吾「保健室で寝てる、やからA、」




A「私が行かなくても他の子が行きますよ。てか北人先輩と翔吾先輩が行けばいいじゃないですか」




北人「手がかかる２人だね....何があったの。」




A「..........別に」




翔吾「いいから話してみーや」







ちょうど５限終わり


２Dの教室に焦って入ってきた北人先輩と翔吾先輩



お昼食べてちょうど眠たい時間


私の貴重な睡眠タイム







勇気振り絞って行った３年生の教室棟


じろじろ見られて怖かった教室棟



行ったら行ったで他の人のご飯、食べてた....









北人「LINEも全部無視してるんでしょ？」




翔吾「壱馬寂しそうやったで？Aのご飯なくて」




A「..........でも、朝他の人の....」




北人「いいよ別に、までしか聞いてないんでしょ？」




翔吾「そのあと壱馬言ってたで？Aのご飯はおいしいからいくらでも食えるからいい、って。」




A「..........え、」




北人「でも他の人のご飯食べてて嫌だったんでしょ？」




A「....................」




北人「壱馬今寝てるから、誰が入ってきても何もできないし、抵抗もできないよ。寝起きでそんな頭早く回らないから」




優奈「A、行って来なよ」




北人「はやくしないと、他の人のになっちゃうよ。壱馬モテるんだから」




翔吾「Aが壱馬を好きなのは俺らもちゃーんとわかっとるから。壱馬ぐらいやろ、わかってへんの。Aの気持ちはそんなもんやないやろ？」




北人「他の人の食べただけでそんなこと思って、嫉妬でしょ？それ、」




翔吾「起きた時、Aがおったら壱馬も嬉しいと思うで？」




A「翔吾先輩のそれはよくわかんないけど、」




翔吾「..........へ？俺なんか余計なこと言った？」




北人「言ったね。ま、そこから先は２人次第だから俺らが口出しできないけど。行って来なよ、全てはA次第でしょ」









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