俺が恋した雪女【山本彰吾】

雪女 7 ページ7

彰吾side







今とてつもなく言いたい事がある 。


「 なぁA 」



『 何ですかご主人 。』





「 お前さ… 」




『 何だ 』



「 俺をご主人て呼ぶのやめてくれん ? 」←



『 何故だ 、良いじゃないか 。細かい男はモテないらしいな 、この世じゃ 。』←






っんだとこいつっ… !!!




『 ん〜 ? 』ﾆﾀﾆﾀ



…顔が凄ぇムカつく←



『 ねぇ 、殆ど毎日言ってるけどさ 』




「 何だよ 」真顔




『 君学校は… ? 』




そして俺は時計を見ると




8時30分だった 。



「 んぁ ?! 8時30分じゃ !!!! うわぁっ!やっばっ ! お前もう少し早く言えよ !」




『 てか大人なら自分でやれよ 』←
『 よくそれで生きてきたよね 、びっくりする← 』





俺はお前のその口の悪さにびっくりするぅ !!!!







「 行ってきますっ !!! 」




『 お気を付けて〜 バイバ〜イ 』






何か今日は少し様子がおかしいな 。



そう思いながらも俺は普段の様にﾀﾞｯｼｭで大学へ行く






「 あ"ぁ" 、ﾊｧｯ 、ｺﾞﾎｯ !! 」←





あぁ 、間に合った…







ｶﾞｺﾞｯ !





〔 はい 、アウト 。 〕





いってぇ…っ !!





「 おまっ ! 鞄で殴るなって何べん言ったら分かるんや ! 学習能力の無い奴じゃのう ! 」





毎朝毎朝叩かれとったら今よりもっと馬鹿になるわ !!←





〔 はぁ 、次は鞄じゃなくて俺の拳だからな ? 〕





そうしてまた平和に授業が始まった 。








だけどずっと 、Aが頭から離れん…

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