第108話 ページ10
イルミside
Aを家に連れてくるまではよかった
なのにオレが試験を受けている間に任務が結構来ていたみたいで
結局Aをオレの部屋に通してすぐに出発する羽目になってしまった
もう少し一緒に過ごしたかったのにな
普段通りであれば全部あわせて明日の昼ぐらいには終わる仕事だ
でもあくまで普段通りやればの話
早く帰りたいと思うなんて初めて思うけど
今日はちょっと頑張って早く帰ろ
まあどうにかなるでしょ
なんとか夜中までに終わって家に帰れた
疲れたけど家に帰ればAがいる
それだけで疲れがとれるわけじゃないけど気持ち的には悪くない
母さんからの連絡だとあのままちゃんとオレの部屋で寝ているらしいし報告する前に一回自室に帰ろうかな
部屋はすでに真っ暗だ
日付を跨いで数時間経ってるししょうがない
ベッドをのぞくとのんきな顔で寝ているAがいる
柔らかい髪を撫でるとオレと同じ洗剤の匂いが香る
イ「フッ」
まるでオレの所有物になったみたい
ん？それだとマーキングになるのか
『イルミ…？』
髪を触ったことで起こしてしまったようで眠そうな声で俺の名前を呼んだ
頑張って起きようと目を開こうとするがその瞳を再び手で閉ざさせる
汚れたまま来たことがバレるのはちょっと嫌だし
イ「いいから寝てな」
それにこんな間抜けな顔して警戒もせずにオレの存在を許容しているのを見るのはいい
Aは元々寝ぼけていたのもありすぐに眠りに落ちた
ふぅ
結構満足したし
そろそろ報告してさっさとシャワー浴びよ
依頼主への報告を済ませ汚れた服や体を洗い終わると外は若干白み始めていた
今から寝たところでどうせすぐに起きることになるな
そうわかっているのに
未だにスヤスヤとオレのベッドで気持ちよさそうに眠る彼女を見ているとこっちまで気が緩んで来る気がする
そうだ
Aが起きたとき驚かせよう
そうひらめきオレはAの眠るベッドに静かに入った
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ひま - あああ……大好きです！！！続き待ってます、書いてくれてありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡ (2022年11月3日 15時) (
レス) @page12 id: 752a786187 (このIDを非表示/違反報告)
ルノワール(プロフ) - あさん» ありがとうございます！更新がまちまちになってしまいますが頑張って更新していきますね (2022年10月28日 11時) (レス) @page12 id: 61bbbf59f1 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - めっちゃ好きです、応援してます (2022年10月14日 22時) (レス) @page11 id: 95cbd51ad1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルノワール | 作成日時：2022年8月9日 12時
