32 ページ35
______
貴『流石に腹減るわぁ…。昼抜きにしたのがまずかったんかなぁ?ま、1食ぐらい抜いても何も問題ないやろ。』
孤「あ…Aさん…。」
貴『ん?孤爪くんやん。なんや、まだ食べてたん?』
孤「はい…」
貴『そういや、音駒の黒尾くんが「研磨は少食だから飯少なくしてやってくれ」とか言うてたな。』
孤「クロ……!」
貴『今日の昼飯、孤爪くんには多かったんやな。夜は少なくするようにするわ。』
孤「いや…そんな、気を使わなくても…。」
貴『少食なんに無理して食べてくれるより、美味しく残さんと食べてくれる方が俺としても嬉しいからな。』
孤「は、はぁ…。なんか、すみません…。」
貴『謝らんくてもええよ。夜は気ぃつけるな。ほら、孤爪くんも今から練習やろ?それは残しといてもええから、練習行きや。』
孤「え、でも…。」
貴『ええから、ええから。練習頑張ってな。』
孤「は、はい。ありがとうございます…。」
______
貴『よし、洗い物こんだけかな。……体育館行ってみるか。』
______
貴『…おお。やってる、やってる。』
西「あ!Aさーん!!龍!!Aさんが来たぞ!!」
田「お?!Aさんちわっす!!昼飯めっちゃ美味かったっす!!」
貴『…夕と、田中くんやん。今は練習試合やないん?』
西「稲荷崎に負けて、ペナルティ行ってたんす!やっぱ強いっすね…!!」
貴『……ふふ、せやろ。稲荷崎に勝てるよう、頑張ってな。』
田「うぉぉ!!Aさんに応援の言葉をもらった!」
西「よし!稲荷崎に勝てるよう頑張ろうぜ!龍!!じゃAさん!俺ら次の試合あるんで行きますね!!」
貴『…うん、頑張ってな!』
______
侑「あ、兄ちゃん!!」
治「マネの仕事は片付いたん?」
貴『俺の仕事は朝昼晩、飯を作ることぐらいしかないんやで。』
侑「そういや、今日の昼飯兄ちゃんにしては結構な量作ってたやん。」
治「あぁ、そうやな。兄ちゃん大皿料理苦手なんに、大丈夫やったん?」
貴『…え?あぁ、大丈夫やで。フライパン結構重かったんやけどな。』
治「兄ちゃん、力ないもんな。」
侑「やけど、味ちゃんと付いてたし、結構頑張ったんやなぁ。」
角「…Aさんはすごい。」
侑「おわっ?!びっくりしたわぁ!!」
貴『……ふふ。力ない割に、頑張って作ったんやで。』
___
北「……。」
289人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
甘夏檸檬🍋 - すごい面白かったです!この作品は間違いなく神作品です! (2022年10月24日 0時) (レス) id: a4e8c138c0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - ルナさん» あ…これは間違いなく誤字ですね…(笑)ご指摘ありがとうございます! (2021年5月19日 20時) (レス) id: 46c1a47ae7 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 6話の多分注目が注文になっていて誤字ってるかもです!誤字でなければすみません (2021年5月19日 15時) (レス) id: 831ce85d4b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 金平糖さん» ありがとうございます!!感謝っ!゚+。((;∀;))*゚. (2021年5月9日 19時) (レス) id: 46c1a47ae7 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖(プロフ) - 爆笑させてもらいました好きです!! (2021年5月9日 13時) (レス) id: 2dc2f56882 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零 | 作成日時:2021年4月29日 20時