宮兄弟の兄は…

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貴『やること一通り終わったし、練習見に行くか。』


＿＿＿

貴『おお。やってる。』



？「あ…！！Aさん！危ない！！！」



貴『っえ…？』




＿＿＿＿＿＿＿＿＿


貴『う、うーん…？あ、あれ？俺…』


澤村「あ、Aさん！！良かった…。すみませんでした！…ほら、お前も謝れ。」


影山「Aさん…。すみませんっした！！！！」


貴『え？何が…？』


澤「ちょうど影山がサーブ打ってるときに、Aさんが入ってきて、影山がサーブを外しAさんにあたってしまったんです。」


貴『あ、あぁ！大丈夫やで！ほら、影山くん？も！ずっと頭下げてなくて大丈夫やから！』


影「すみません…。本当に大丈夫すか…？」


貴『平気平気！俺が不注意やったのもあるやろうしな』


影「いや！！俺のせいっす！本当にすみません…。」


澤「影山。Aさんの頭の赤くなってる部分引くまで側に付いてやれ。本当にすみませんでしたAさん。では、俺は戻りますね。何かあれば影山に。」



貴『え？俺は大丈夫やのに…。』


影「Aさん。頭失礼します…！」


貴『……影山くん。ありがとうな。』


影「い、いえ！痛くないっすか？」


貴『あ、うん。痛みはない。俺は大丈夫やから練習戻ってええで？』



影「え？で、でも…。」


貴『せっかくの合宿で、他校とも練習できるんに俺に時間使ってたら損やで？これくらいの怪我何ともないから練習いってきや。』


影「は、はい…。すみませんでした…。」


貴『うん。大丈夫。練習頑張ってな。』


影「は、はい！ありがとうございます！」

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