宮兄弟の兄は…

14 ページ16

練習試合終了_____





北「なぁ、A。烏野の10番気ぃつけたほうがええかもしれんで。」



貴『それ、俺も思ってたわ。あの速攻は目で追えても体が追いつかへん』



北「あぁ。10番の打ちやすいとこにトス持ってってる9番もなかなかやで。」




貴『せやな。影山くんやったっけか？中学は北川第一やな。』



北「そこって強いとこやったよな。」




貴『まぁな。ま、あの変人速攻に追いつけん俺らやないやろ？』



北「そうやな。追いついてみせるわ。」



_____________



谷「Aさんっ！！今日は私と皆の間食作る当番ですっ！！」




貴『あぁ、せやったな。何にするか…。無難におにぎりとかどうや？』




谷「いいですね！！具材入れますか？」




貴『塩分摂取するために普通に塩でええんちゃう？』




谷「分かりました！！」




_____________





谷「みなさーん！！間食持って来ました〜！！」



日「谷地さん！ありがとう！！」




侑「兄ちゃん、ありがとな〜！」






西谷「ぅう…。」



貴『自分、どしたん？具合悪いなら一緒に医務室行くか？』



西「お願いしていいっすか…？」



貴『任せとけや！んー。少しおでこ熱いな。熱あるんかもしれんわ。』



_______医務室





貴『熱あるやん、自分。いつから体調悪かったん？』



西「朝は大丈夫だったんすけど…練習してる途中から頭がクラクラとしてきて…」



貴『無理してたん？駄目やで無理はしたらあかんわ。それも熱あるんに…。』



西「いや、マネの皆さん忙しそうだったんで…仕事増やしたらだめだと思って…。」




貴『あのなぁ…。無理して倒れられる方がよっぽど俺らの仕事増やしてるわ。』




西「すいません…。」




貴『とにかく、今は俺が看病しててやるから練習再開したいんなら早く直しや。』




西「はい！ありがとうございます！」

15（BL入ります…→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す