宮兄弟の兄は…

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貴『なぁ、信介？』


北「何や、弁当くれ言うてもあげんで。」



貴『ｯﾁ…しゃーないな。あいつらんとこ行ってくるわ。』




北「分かった。」



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貴『侑ー。治ー。来たで。またここで弁当食うてん？』



侑「あ、兄ちゃんや！そうやで、兄ちゃんは何しに来たん？」



治「どうせ弁当忘れたからおかずくれやろ？」



貴『お、あたり。母さんがな、今日の弁当にきゅうり入れてたの見えたんや。だから持ってこんかった。』




治「そういや、きゅうり入ってたな。」



侑「兄ちゃんきゅうり嫌いやもんな〜。購買になんか売ってないん？」




貴『今月金欠。って言うか俺が金欠なん誰のせいやと思ってんねん。』




侑/治「俺らのせいやな！！」




貴『そうや。別に行きたくもないんに外食連れてかれ、なんの記念日でもないんに奢らされて、兄ちゃん悲しすぎるわ。』




侑「ごめんって兄ちゃん〜。あ、そうや、兄ちゃんって部活入ってへんかったよな？今日俺等の部活見に来ん？」




治「いい考えや、ツム。兄ちゃん来てや。」



貴『は？行かへんからな。そもそも3年の今頃部活入っても何もできへんやろ』




侑「大丈夫や！入らんくても、短期間のマネージャーとかすればええんとちゃう？」



治「兄ちゃん、マネージャーしてや、兄ちゃんが来てくれたら俺らもやる気出るわ。」





貴『はぁ？行かへ…侑/治「来て？(圧」




貴『…見に行くだけやで…？』

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