作者達が迷い込む町 3 【小説】

信じられない!　byナナネコウサギ(猫野　瑠偉)side. ページ45

私猫野 瑠偉が立っているのは知らない場所。どこだろう。ここは。確か…あの時…
　私は屋上にいた。苦手な人ばかりで疲れた。そうだ。何もかもに疲れたんだ…。でもあのとき、なぜかスマホに通知がきたんだ。
【ここをタップしてください。】
そうかいてあった。だからタップした。そしたら画面が光って…
【貴方はこれから異世界へいきます！】
　こうして私はここへきた。
　５分くらい歩いて分かった。ここは人がいない。なんか天使や狐はいた。何だここは！あぁーー家に帰りたい!
「そんなこと言うなよ…」
声がした。
「僕はイル。君のサポートをするよ!君の種族は…。えぇーーー!人間じゃん!ヤバい！捕まったら終わりじゃん!何だこのバク!」
はぁーー！捕まったら終わりって何だよ！じゃあせめて正体を隠せるものでも…。するとフード付の布切れがでてきた。助かった…。それを被ろうとしたとき、
「いたぞ!人間だ!捕まえろ!」
突然何か分からないものに追いかけられた。
頭が真っ白になった。
　私は誰かにぶつかった。

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