作者達が迷い込む町 3 【小説】

二人の関係　ゆずれもん ページ42

“ダーリン!!”

そう言いながら唐突に現れた謎の幽霊の女性？らしき人がチートさんに突進する。
え、あれ誰？チートさん大丈夫かな？と思い、

「だ、大丈夫ですか？！」

彼女を抱き止めて、私たちはもうなんも癒えない状態になっていた。

“ダーリン、心配したんだよ? いきなり離れ離れになったから……”

「大丈夫。ごめんね、心配かけて……」

“ダーリンが無事ならいいの!! こいつら誰? 食べていい?”

チートさんのことをダーリンと呼ぶ彼女は私達を見つけた瞬間に食べていいか確認をとるという恐ろしいことをしてきたのだが。
え、これ喰われんの？

しかし、猿夢を見つけると首を傾げた。

“あんた、猿夢…?”

「もしや……メリーさん?」

二人はどうやら知り合いのようだ。

「え、てかメリーさんなの？」

「そう、都市伝説のメリーさんだよ」

「ま、まじか…」

ていうかチートさんも好かれてしまう体質か…

「やっぱりメリーさんでしたか」

“あんた…なんでここにいるの”

「彼女と共に来ただけです。お気になさらず」

「な、なんか見えない炎が散ってる気が…」

二人の間にはなんか炎が散っているような気がしたが、見なかったことにしよう、うん。

「メリー、どうしたの？」

“ダーリンは気にしないで大丈夫!!”

「猿夢さん？おーい。大丈夫ー？」

「ゆず…大丈夫です。きにしないで下さいね」

そう言うと彼は私の頭を撫でた。


少し、悲しそうな目をしながら。









名無しのチートさん少し借りました！
口調違ったらなおしておいて下さい。

終り方謎にしてしまいすみません。
二人の関係思い付かなくて微妙なところで終わりにしてしまいました…… byゆずれもん

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