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2つの恐怖と1つの希望。 ヴァリシア ページ21

必死に神の声を聴きながら走り続ける。
そのスピードがすごく早いから誰かとすれ違っても分からない。

【一応能力の説明をしておくね。まだ神の力が残っているはずだから。】

はい?
今、この状況で?
私の足は少し減速する。
神の力ってすごいな…なんて思っていると頭の中に声が響いた。

【簡単に言うとこの『神の力』は長く持たない。精々1日持つぐらいかな…】

そうなんだ…でも、走っている状態で言われても
全く緊迫感がない。

「まず私の能力って何?」

あの炎を操る〜とか時間を止める〜とか?

【君の能力は存在価値を数値化して数値化された攻撃を行う能力。】

「なに…それ...」

あたしは走る足を止めて神の話を聞く。

【簡単に言うと、存在価値があればあるほど攻撃は強い。】

はい?
でも、それさ...

「存在価値ある人探さないと意味ないじゃん。」

私はあの紙を開いて、中身を見る。

【その代わり無限に攻撃できるんだけどね…】

それってほぼショボいに等しいよね。

少し歩いていくと小さな草原に着いた。

「どこ...ここ。」

返答がない。
神が、私を見捨てたの?
こんなところで生きていけるわけがない!

草原っちゃあ草原だけど、草木は枯れてるし
木は折れてる。

私はそこを歩いて横に曲がった。
右、左さえ分からなくなる。

カサ...カサ...ガンッ!

何…?この音。

今度こそ敵なの...
無理、もう駄目かもしれない。

「神様、ごめんなさい...」

私は軽く地面を蹴る。

そう呟いて、私は使い方さえよくわからない

2丁拳銃を構えた。

「私でも、人を殺めてでも生きたいんだ。」

そう呟いて、必死で能力発動条件を考えた。

...何も音がしない。はずだった。

「え?」

私の目の前には、暗くて見えないが『人のような何か』が
私に手を出していた。

バックに散り散りになった化け物を捨てながら。

「…何この強運は。」

私はついつぶやいてしまった。

勝手に朝にしましたゴメンナサイ 真白 里桜→←なんてこった 【もやし好きのもやし】



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ナナネコウサギ(プロフ) - 更新終わりました。 (2019年7月9日 6時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナネコウサギ(プロフ) - 更新します! (2019年7月9日 6時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 更新しました!! (2019年7月8日 21時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 更新します! (2019年7月8日 20時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
ナナネコウサギ(プロフ) - 更新終わりました。更新しますのメッセージうち忘れました。すみません。 (2019年7月8日 20時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グランディ x他16人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年6月16日 15時

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