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強運ってすごい 利衣也 ページ25

「最悪な目覚めだぴょん…」

ってふざけて言っただけなのに、足元には大きな穴があって。

私は落ちてしまった。

「う、うわああぁぁぁ!!!」

こう叫んで上から下へ降りていく…いや、落ちていくのは私、利衣也。

そして見えるのは、小さな洋館。

駄目かな?なんて思いながら落ちていく。

私は心の中で、自分の阿保みたいな能力を勝手に呟く。

「能力…発動。みゃーの落ちる速さ、破壊…だにゃん」

…まじ?

本当に速度が遅くなった。

後10メートルぐらいだから…

本当に寿命が縮まった気がする。

私は本当に助かったんだ…なんて思いながら足を地面につける。

トンッ

しっかり足がついて、自信がつく。

「生きてる…?生きてるにゃん!」

背中には髪の毛があって、色が水色に代わっている。

こんな2次元みたいな世界、憧れだったな…

私は目をこすりながら、小さな草原に寝転ぶ。

近くには洋館がある、ここは草原。

これ以上最高のものはない!

私は調子に乗って近くの森に足を運ぶ…所だった。

嫌な予感がして後ろを振り返る。

「え、」

其処には、私の背丈の半分はありそうなユキヒョウがいた。

「きみ…敵だにゃん?」

言葉がまるで通じているようにそれは横に首を振った。

「あ、足…」

怪我をしている。

でも、私今バック持っているだけだよ?

一軍女子じゃないんだから、絆創膏なんて持ってない。

取り合えず近づいて足を見てみる。

出血?

能力って、どこまで使える?

「多分、治るかもしれないにゃ。」

私は、怪我をしている所にある雑菌、痛みを破壊することにした。

集中すると、気が付かなかった髪の毛の色が変わっている。

気が付かなかった。こんな世界があるんだね…

『能力、発動。雑菌、痛み消滅』

私は心の中で叫んだ。

見る見るうちに怪我がなくなっていき、美しい毛並みが戻っていた。

「ッツ!」

〈嫌だ…苦しい…恨んでやる…〉

頭からそんな声が聞こえてくる。

私は立つことが出来なくなり、しゃがんでしまう。

もうろうとする意識の中、見えたのは。

心配しながら私に近づく雪豹と、人、だった。

時間飛びすぎでスミマセン! 北斗→←第一村人(?)発見 【もやし好きのもやし】



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ナナネコウサギ(プロフ) - 更新終わりました。 (2019年7月9日 6時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)
ナナネコウサギ(プロフ) - 更新します! (2019年7月9日 6時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 更新しました!! (2019年7月8日 21時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 更新します! (2019年7月8日 20時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
ナナネコウサギ(プロフ) - 更新終わりました。更新しますのメッセージうち忘れました。すみません。 (2019年7月8日 20時) (レス) id: 9eeb5e90d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グランディ x他16人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年6月16日 15時

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