うん。ここ何処 谷園 蓮華 ページ43
まず言わせてくれ。
「ここどこやし。」
うち怖いのあんま好きちゃうんやけど.....
ガサッ
「ひっ....」
何かと思ったら風やった。
「もうこんなとこややぁ。..ヒック」
なんやここ。うちただ家の本棚に寄っ掛かりながら小説の更新しとっだけなのに。
ドサッ
「ひゃ.....!」
今度はなんやぁぁぁ!!
「みずをください。」って看板ぶら下げながら倒れとる男の子がおるんやが.......助けた方が良いよね?
「えっと...あ、あんた何やっとん?水が欲しいんと?」
そうだと言うように頷いた。でもここら辺川とか無くね?
「....?どこ指差しとんねん。もしやあっちに水が組めるとこあるん?」
あっまた頷いた。取り敢えずそこの道歩くか。
いや待て。こいつ何でこんなん軽いん?!
栄養失調ちゃうやろか?
取り敢えず、着いたはいいねん。
水も飲ましたけん、目は覚ました。
ただ
「そういや何でこいつ変な髪色しとん?!」
「いや、それはあんたも...ってあんたはあんまり変化してねぇんだな。」
「は?どういう事やねん。ってまじでなんか金が混ざっとんやけど!?」
「まあこの町..."怪夜町"に来た奴等は髪色と瞳の色、そして能力が付いたり、人によっちゃあ人外になる。そしてこの町に来た奴等は共通する点がある。それはなんだと思う?」
こいつうちの騒がしい声を無視しやがった。
てかその人等の共通点?
うん?もしや.....
「占ツクで小説書いとるって事やろか。」
確か最近行方不明の人が多いんやってニュースで言っとたしな。
「その占ツク?ってやつは知らねぇが正解だ。ここに来た奴等は物書きをしてた奴等ばっかなんだ。」
まじか........帰りたいなぁ。
「なな。家に帰ることはできひんの?」
「さぁな。ただお前が物書きしてたんならこの道を真っ直ぐ行け。そしたらこの町で暮らせる場所へ行ける。」
「そうかいな。ありがとさん。そうやさっき言っとた能力ってのは、うちにもあるんやろか?」
「あぁあるはずだぜ?そうだここ最近狂暴な野獣が...ってもういねぇし」
なんか言っとたみたいやけどうちはさっさと寝たいねん。
ただ元の世界の次の日はあの人の所で凄さなあかんから、むしろ良かったんかもな。
なぁーんて考え事をしてる暇あるんやったら走って行けば良かった。
うん。ここ何処� 谷園蓮華→←巻き込み事故 【名無しのチート】
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グランディ(プロフ) - 続編完成しました〜ありがたや (2019年6月16日 15時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新しました! (2019年6月16日 15時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 13時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 終わりました! (2019年6月16日 13時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 12時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
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