断じて自意識過剰ではない 鳴く狐 ページ2
さて、武器屋に到着〜!中で何も起こりませんように…あれ?フラグが立った?いや、気にしたら負けだよ。なんて脳内で独り言を言いながら店の中に入ると…
「いらっしゃい…」
な…コンビニ定員さんよりもイケメンだと?!コンビニ定員さんが何をしたって言うんだ!くっ、世界って残酷だ…←熱い風評被害
それにしても…なぜ店主(?)さんはチラチラ私の方を見てるんだ?いや、断じて自意識過剰ではないんだよなぁ…お、いい感じのミリタリーナイフ。これにしよう。あー、あとあれもこれも…よし!
「申し訳ありません。こちらの商品をいただきたいのてすが…?」
「ふーん…」
えっ?!なに?さっきに増してジロジロ見られてるんですけど?!こっわ!
「なぁ…」
「はい。どうかされましたか?(冷静に、冷静に)」
「お前、見知らぬばあさんのこと「ご婦人」って呼んだやつか?それと人間か?」
何故それを?!あー、そういや狐耳キッチンに忘れた…ってなんかブツブツ言ってる…情緒不安定か?いや、それは失礼やな。
「灰色…ご婦人…女…人間…なるほど…おい、お前こいつら買うんやな?」
「はい、いかがなさいましたか?何か問題でもありましたか?」
「いや、これ自体にはなんも問題はない。ただ、お前が買うんやったら別。ちょっと待ってな。」
そう言って店主(?)さんは奥へ消えていった。それにしてもなんでおばあさんのことを?はっ!まさかおばあさんに恨みがある人?いや、それにしては様子がおかしいし…とりあえず待つ以外ないか…それにしても店主(?)さん時々関西弁だったな…標準語喋る努力してるんだねぇ…
「これ、ばあさんからお前にだけ売れ。って言われてるナイフ。ちょっと訳ありでな。まぁ、自分のことを若く扱って貰えたからレディファースト精神のあるお前への餞別だ。ってな」
そう言って店主(?)さんは買おうとしてたナイフの代わりに餞別と言われたナイフと説明書を置いた…ん?ばあさんから言われた?
「ん?ご婦人から言われた。と言ってらっしゃいましたが関係者の方ですか?」
「あぁ、ばあさんは初代店主。俺は二代目やで。あ、あともう一個はこれな。後何個かあるで、まぁ、それはまた来た時にやるわ」
はえー、なるほど。初代店主か〜…凄いな?!…ん?これは、あー、そういう。え?おばあさん凄いなおい。お礼しなきゃ(使命感)…とりあえず常連にならなきゃ…
「それはそれは、有難うございます。今後ともぜひ贔屓にさせてください。」
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
グランディ(プロフ) - 続編完成しました〜ありがたや (2019年6月16日 15時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新しました! (2019年6月16日 15時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
澪 -rei-(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 13時) (レス) id: 72f8d10893 (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 終わりました! (2019年6月16日 13時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
Na(ナトリウム)(プロフ) - 更新します! (2019年6月16日 12時) (レス) id: d4cffa305a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ