霊媒体質 by名無しのチート ページ32
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夕飯を食べ終えた後、何故か存在していた自室に入った。鞄を枕元に置き、ベッドに飛び込む。
ギシッ
「………………………」
“おいで”
俯せから仰向けになって瞼を閉じれば、「また」、あの声が聞こえてくる。
“おいで”
“こっちへおいで”
如何やら、この世界に来ても私の体質は変わらないらしい。
「いい迷惑だ」
ベッドから上半身を起こし、女性の幽霊を見詰める。
そいつは、私の目の前で、明らかに真横に折れた首をブラブラさせて、ニタリと笑いながらこっちを見ていた。
“一緒にイキマショ?”
「悪いけど、そちらに逝くつもりはないのだよ、お嬢さん」
“アナタの親もマッテルわ”
「…………俺の親がいるなら、尚更逝くつもりはない」
“親”と言う単語を聞いた瞬間、自室内が一瞬で凍り付いた。
幽霊は驚き狼狽え、やがて、ガタガタと震える。
「覚えておき給え、お嬢さん。と言っても消滅してしまえば覚える必要はないけどね」
私はーーーーー親が、自分の両親がこの世で1番憎く嫌悪しているのだよ。
それだけ告げて、幽霊を、消滅させた。
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意味不明じゃねぇか………orz by名無しのチート
目覚めは森の中でした。 角砂糖→←変わった者、変わらないモノ 東雲 祀
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鳴く狐(プロフ) - 修正失礼しました。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
鳴く狐(プロフ) - ちょっと修正します。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 164fe814fa (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - 修正終わりました (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
三日月桜(プロフ) - ちょっと修正にいきます (2019年6月2日 1時) (レス) id: 4138aa2156 (このIDを非表示/違反報告)
グランディ(プロフ) - 続編作成しましたー、これからも宜しくお願いします!!【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/vahanaito95/】 (2019年6月1日 23時) (レス) id: 12bfae36c2 (このIDを非表示/違反報告)
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