手早く静かに 螺旋状 ページ49
.貸していただいているアパートでいつもと同じように、コーヒーを入れて、新聞を取りに行って。今日のニュースは何かしら、とポストを確認すると、封筒と何か赤黒いナイフが入っていた。
あら？ちゃんと暗殺のお仕事はお休み中です！って、常連さんにも伝えておいたはずなのだけれど...あのお爺さん、休暇中にまで干渉してくるなんて、よっぽど暇なのかしら。それにこのナイフ、宣戦布告のつもり？とにかく、暇な奴らが多いのね。
ナイフはとりあえず近くの壁に刺して、ソファーに座って開けてみる。こらそこ。雑とか言わないで頂戴。鞘が無いだけよ。
封筒の中には、あのお爺さんの手紙でもなく、暗殺の依頼でもなく、一通の招待状が入っていた。
「......せっかくだし、行ってみようかしら。」
内容を簡潔に説明すると、暗殺者の集まる家があるらしい。そこに私が招待された、という訳。暗殺者が集まるのなら、何か勉強になるかもしれない。私は乗ることにした。
***
「.........先客がいるみたいね。」
赤黒い家は目と鼻の先。それなのに私が木の上にいる理由。それは、明らかに私と同じ
「困ってる顔をしてるわね...まぁ、これから一緒に住む仲間だし、助けようかしら。」
でも、私は遠距離武器は滅多に使わない。銃は使えるけど、少しかじった程度。だからあの家で習おうと思ったのに。
「ま、動かないから良いわ。そのまま動かないで頂戴ね。」
動かない的は、流石の私でも当てられる。少し距離が心配だけど。なんて、背後のバッグからスナイパーライフルを取り出しながら考える。
これをこうして、弾薬を詰めて、狙いを定めて、あ、動かないでと言ったじゃない。あ、止まった。よしよし、それでいいの。痛みなんて感じさせないわ。すぐに終わるから、待ってなさい。
「では、良い夢を」
＿＿男が前に倒れた。あ、中にいる住民が驚いているわね。ごめんなさい。
着いて早々暗殺イベントなんて、早く仕事に復帰しろというお告げかしら？まぁなんにせよ、後でアイツがなんだったのか、聞いておかなくっちゃ...ね。
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鈴ちゃん♪(プロフ) - そうでしたか、無礼なコメント、申しわけございませんでした！ (2019年10月7日 18時) (
レス) id: e69227227d (このIDを非表示/違反報告)
サワー(プロフ) - 鈴ちゃん♪さん» 更新しますよ！ですが私は少し忙しいので遅れます……！ (2019年10月7日 7時) (レス) id: 59631e9c92 (このIDを非表示/違反報告)
鈴ちゃん♪(プロフ) - 皆さまに質問です。続編が出ましたが更新はもうしないのですか？ (2019年10月7日 3時) (レス) id: e69227227d (このIDを非表示/違反報告)
ここ。(プロフ) - 更新しました！報告忘れていてすみません。フォントもベーシックに戻しました！ (2019年9月28日 22時) (レス) id: 8956dbb137 (このIDを非表示/違反報告)
ここ。(プロフ) - 更新しますね！ (2019年9月28日 11時) (レス) id: 8956dbb137 (このIDを非表示/違反報告)
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