暗殺者達が集まる家があるらしい

出会った。　月島　亜雲麻 ページ40

さて、私は挨拶をしにいこうと思ったが風邪で寝込んでかれこれ1週間がたってしまった。
　まぁ、いいや。さて依頼の方を…へえ〜今回は誰かとタッグを組むのか。相手は?
　 調月 篝
　写真もあるな、あっ見た事あるな。確か、あの部屋…。
「あの〜。わっ私…月島 亜雲麻!えっと……そのよろしく!今度、一緒に仕事を…っ…するらしいので…。話はこれだけです!…では!」
ドアを閉めるとき、
　「よろしくね!」
と聞こえた。嬉しい。
ーーーーーーーー
　私は、何か作ろうとキッチンに行った。おや?私より年下らしき子供が…。挨拶しとくか。あっ子供相手なのに緊張してきた。
「どうも、わっ私、1週間くらい寝込んでて挨拶できなかったんですが、月島 亜雲麻です。よろしくね!」
言えた!とその時、
「へぇ〜あっ愛染 時雨っていうから。で、何の用？オバサン。」
オ…オバサン!?ひどい(泣)よし、
「君、暗殺歴何年?」
「9年。」
「私は2年……。つまり後輩。後輩には名前で、読んでほしいなー!先輩!」
「うん。考えとくね!オバサン。」
「よぶ気…無いよね?まぁいいや今からおやつにパンケーキ作るんだけど食うか?」
「いや、別に、まぁ先輩として食べてあげてもいいけどね。」
「なら…、食べてね!先輩!」
　面白いなあと思いながらパンケーキを二人分焼き上げた。
「出来た!さぁどうぞ!」
　時雨さんが食べたのを確認したら私も頬張る。うん、フワフワでシロップも染みてて、我ながら上出来。
「どう…かな?」
「味は悪くないな。」
美味しいってことだな。良かった。
　パンケーキを食べたら私達は別れた。また話せるかな?なんて……。

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