作者達が迷い込む町 ４【小説】

不思議な場所 一葉 ページ4

欠伸をしながら見慣れない知らない土地を歩いている。
どう見ても可笑しいのだ。自分の知ってる世界になんてあるわけないものが存在している。
しかし、彼女はその場を楽しんでいる。まるでゲームの世界に入り込んだ気分なのだ。

「ここは楽しめそうだな」

ニヤリと笑みを浮かべると目の前に女の人が現れた。

「(ｯｯ!!んだよ、こいつ…どこから出てきやがった…？)」

「ここは何をしても怒られない自由な場所だよ」

いきなり語り始めた彼女に不信感しか抱けない氷貴一葉は質問を返す。

「へぇ、つーことはここであんたを殺っても罪にならねぇってことか？」

「そういうことだよ、家はないだろ？それなら路地裏の屋敷に行けばいい」

すると彼女はすぅっと消えて行った。

「な、なんだったんだ……？とりま行く宛もないし行ってみるか」

一葉は屋敷の方に足を運んでみることにした。

ここ、どこだろう？　ー雨瑠(あめる)→←バグ修整。やっとだ…。　猫野瑠偉side.

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