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清々しいほど敵顔の爆豪くんに思わず笑ってしまうが他クラスからのA組への印象は最悪だ
ヒーロー科を嫌う生徒は多くいる
だというのに火に油を注ぐような彼の行動のせいでより一層嫌われてしまっただろう
誰からも好かれるほど難しいことはない
無理してまで好かれようとする必要はないのだ
彼がステージから戻ってくると入れ替わるようにミッドナイトがマイクを持った
どうやら第一種目にうつるようだ
「さーてそれじゃあ早速一種目目行きましょう！いわゆる予選よ！
毎年ここで多くの者が涙を飲むわ！
さて運命の第一種目！今年はコレ！！」
ババンと盛大な効果音をつけてモニターに種目が映し出される
【障害物競走】
「計11クラスでの総当たりレースよ！
コースはこのスタジアムの外周約4km！我が校は自由さが売り文句！…ウフフフ！
コースさえ守れば何をしたって構わないわ！
さあさあ位置につきまくりなさい！」
ミッドナイト指が指した方にある扉へ向かえばレースへと繋がる門に着いた
…どう考えても狭すぎる
こんなに大勢の生徒が一度に競うというのにサイズが伴っていない
つまりこれが 最初のふるい だ
「はいはーい ちょっと通してね」
私より前に立っていた普通科の生徒たちを無理矢理退かす
ぶっちゃけヒーロー科以外のクラスからしたら体育祭は大して価値がないだろう
別にヒーローとしてデビューするわけではないのだから
爆豪くんと同じ意見だが せいぜい良い足の踏み場になってほしいものだ
グイグイと他クラスの生徒を掻き分けて最前列にまで食いこんだ
「よぉ皇！やっぱりお前もそうだよな！」
「スタートが肝心だからね」
ぷはぁと息を吐けば偶然隣になった上鳴くんに話しかけられた
＿＿＿＿スタートが肝心
これは全生徒にとって同じことだが私にとっては最も重要なことになる
最近分かったことなのだが 私の個性は目が合っていなくても発動できるらしい
個性を効かせたい対象が私を見ていればいい
私がわざわざ全員と目を合わせる必要はない
ピーピーピーとランプが消えて少しずつ門が上がっていく
そして門が完全に開いた時
＿＿＿＿＿＿＿ S T A R T！！！！
始まりの合図が響いた
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ばぐ(プロフ) - 海宙さん» 海宙さん！今回もありがとうございます！白昼夢メインで更新を続けてまいりますが新作も着々と進めております！何卒よろしくお願いいたします！ (2020年4月14日 19時) (
レス) id: f0730c5fd6 (このIDを非表示/違反報告)
海宙(プロフ) - いつもはコメントなどしないのですがばぐさんの作品は素晴らしい作品ばかりでいつもコメントさせて頂いております！拝啓シリーズお疲れ様でした！白昼夢も更新頑張ってください！また、新作が出た際には必ず見に行きます！ほんとに大好きです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: c037788408 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - ぴのさん» ご指摘ありがとうございます。変更させていただきました。ご不快な思いをさせてしまっていたら大変申し訳ありません。 (2020年3月12日 15時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - なむなむさん» ありがとうございます！設定画面で｢画像の挿入｣をタップしてアップロードを開くと画像を編入できると思います！ (2020年3月12日 15時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - きいろさん» ありがとうございます！そんなふうに思っていただけて幸いです！ (2020年3月12日 15時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年3月8日 21時
