46話 ページ47
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抱きついてきたミッドナイト先生じゃなくて…
ミッドナイトをやんわりと私から離しているとイレイザーがとんでもない発言をした
「…臨時教師とは」
「てめぇそんくらいも分かんねぇのかよ！」
「Witipedia見れば分かるぞ」
「いや そういう意味じゃなくて」
言葉の意味はちゃんと理解してるよ轟くん
私が聞きたいのはそういうことじゃない
臨時教師ってことは雄英で生徒に指導するってことになるけど…
「俺ら 教員免許持ってねぇわ」
「…私持ってる」
「…俺も」
「なんで持ってんだよクソがァァ！！」
万が一のために取れる資格や免許はとりあえず取っておいた為 私と轟くんは教員免許を持っている
といっても短大卒レベルでしかないからそれこそ臨時教師程度の免許でしかない
「急に呼び出されてA組に来いって言わたのに教室にいねぇし気ィ使って教務室来たら臨時教師やれって言われて… 何なんだよ！！！」
「爆豪くん ストーップ」
「爆豪 待てだ」
「俺を犬扱いすんじゃねえええ！！！」
イラつきモード最高潮の爆豪くんは言葉通り爆発した
近くでそんな爆音出されると鼓膜が痛い
イレイザーに説明をするように目で訴える
「おら 説明するから落ち着け爆豪」
「俺はすこぶる冷静だ！！！」
「…物凄い矛盾」
暴れる爆豪くんを轟くんと2人がかりで押さえてイレイザーの説明を聞く
「臨時教師と言っても主要教科の勉強を教えるわけじゃない
ヒーロー基礎学や基礎的な体術を身につける授業での指導を担当してもらいたい
ちゃんとそれ相応の給料は払う」
「…いくらだよ」
「月給XX万」
「やる」
「いや現金なやつだな」
さっきまで噛み付く勢いでイレイザーを見ていたのに月給を聞いた途端 大人しくなる爆豪くん
君 前に私の事｢現金なやつ｣って言ってたけど爆豪くんの方がかなり現金なやつだよ
彼が承諾してしまった以上 私と轟くんも半強制的にやらざるを得ない状況になってしまった
チラッと轟くんの顔を窺うと困ったような顔で私に笑いかけた
「分かりました やればいいんですよね」
「本当に助かる 3人とも感謝する」
轟くんは何も言わなかったけど諦めたように頷いている
私と轟くんの反応とは真反対にイレイザーは嬉しそうな顔をする
久しぶりに見えたイレイザーの笑顔
いや 笑顔っていうほどでもないか…
とにかく私たちは半強制的に雄英高校の臨時教師をやることになった
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犬井(プロフ) - 臨時教師…この展開私の好物です((やめろ これからも、まったりでいいのでマイペースに更新頑張ってください(´･ー･`)ﾌﾌﾝ (2020年3月5日 12時) (
レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです これからも、頑張って続けて下さい 応援しています(#^.^#) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 1fbc4252fc (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀) ぬん(プロフ) - 心の底から言います.......爆豪とくっついて.....あっこの作品大好きです (2020年3月1日 23時) (レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 永久さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - Leoさん» 前作から引き続きご愛読していただきありがとうございます！彼女の思いが伝わったようで嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月26日 19時
