18話 ページ19
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鏡に映る自分を見てかなり驚いた
今日はホークスが直々にオファーを取りにきた撮影日
ブランドのテーマに合うようにブランドが用意したメイクさんが化粧をしてくれたら使ってるコスメから普段の私と違いすぎて…
普段はパキッとした赤リップは塗らなかったけど存外似合うようで顔が華やかに見える
濃いブラウンのアイシャドウも大粒のラメで映えている
結っていることの多い髪はクルクルと巻かれてサイドによせられている
ガッツリ肌が透けている黒のシースルードレスを身にまとった私は良い意味で年をとったように見える
「ティアさんって何でも似合いますね〜！」
「自分でも驚いてます」
メイクさんが｢否定しないんだ｣と笑いながら最後の仕上げに香水をかけてくれた
くんくんと鼻を鳴らせば香水の甘い香りが鼻を通る
…意外と好きな香りかもしれない
「それじゃあ撮影お願いします！」
「はい」
衣装室の扉を開いて撮影スタジオへ案内してくれるメイクさんを追っていく
すれ違うスタッフさんに軽く頭を下げて会釈だけしてスタジオに入るとホークスもいた
「あれ？ホークスも一緒なの？」
「言ってなかったけ？」
「うん」
｢ごめんごめん｣と軽く笑うホークスは私のドレスによく似合う黒のタキシードを着ていた
このブランドは年齢層が結構高め
私の主なファン層というかターゲット年齢層は10代から20代
故にファンの子達からしたら今回は手を出しづらい価格になるんだろうな
「撮影お願いしまーす！！！」
カメラマンが私とホークスに手を振る
撮影が始まるようだ
薔薇が敷きつめられたセットの中に真っ赤なソファが置かれている
ここに座れということなのだろう
「狭くない？」
「規格外のサイズ感」
それがまたソファが小さいのだ
ひとりがけのソファだと思われる
撮影スタッフ達はルンルンとした目で私たちを見ている
＿＿＿＿ はいはい 分かりましたよ
「お邪魔しまーす」
「どーぞ」
心中で悪態をつきながらホークスの膝の上に座る
スタッフ達は目を輝かせてこれでもかというほど悲鳴をあげる
カメラマンも興奮したようにシャッターをきりつづけている
「ねぇAちゃんってさー」
「今 仕事中ですけど」
「普段って何の香水使ってんの？」
「この人聞いてない」
私の髪をくるくると指で絡めながら聞いてくるホークスに｢Fantastic Dollの香水ですよ｣と呆れながら答えると顔の近さに少し驚いた
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犬井(プロフ) - 臨時教師…この展開私の好物です((やめろ これからも、まったりでいいのでマイペースに更新頑張ってください(´･ー･`)ﾌﾌﾝ (2020年3月5日 12時) (
レス) id: a30ea6f0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです これからも、頑張って続けて下さい 応援しています(#^.^#) (2020年3月3日 16時) (レス) id: 1fbc4252fc (このIDを非表示/違反報告)
(´???｀) ぬん(プロフ) - 心の底から言います.......爆豪とくっついて.....あっこの作品大好きです (2020年3月1日 23時) (レス) id: 3a7d3d0190 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 永久さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - Leoさん» 前作から引き続きご愛読していただきありがとうございます！彼女の思いが伝わったようで嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月1日 13時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月26日 19時
