第四章 ページ17
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外出を控えるように無惨様に言われたけれど こんないい天気なのに外に出ないのは勿体ない気がして私は久しぶりに浅草へ行きました
化粧品を新調ようと思い化粧品店を探していると見慣れた黒い集団を見つけました
＿＿＿＿ そう 鬼殺隊です
幸いにも向こうはこちらに気づいていないようなのでわざわざ挨拶する必要もありませんし少し遠回りになりますが違う道を進むことにしました
「あらあら これは奇遇ですねぇ〜」
後ろから何度か聞いたことがある声が聞こえてきましたが反応すると面倒なことになるので無視しました
「無視するのですか？
それなら攻撃しても構いませんね？」
話になっていない攻撃理由に私は呆れながらも返事をすることにしました
「やかましいよ」
人差し指を立て しーっと口の前に持っていき静かにするように伝えました
「ひどいですね〜
無視したのが悪いというのに」
「面倒だったからね」
ニコニコと感情の読めない笑みを浮かべながらも話を進める彼女に困惑してしまいます
ふとその時 彼女が使っている紅がとても綺麗なことに気が付きました
少し濃い色味ですがとても今の季節にあっていて可愛らしい印象を覚えました
前から思っていましたが彼女の化粧や雰囲気は私の好みと一致していました
「ねぇ 化粧品選ぶの付き合って」
「かまいませんよ？」
興味本位で誘ってみると以外にも承諾してくれたので一緒に化粧品店に向かいました
鬼からの誘いを受けるなど何か理由があるのでしょうが一人で買い物するよりは楽しいだろうと思いました
「Aさんもお化粧するんですね」
「うん 綺麗なのが好きなの」
「へぇ〜 そうですか」
自分から聞いておいて突き放すなどなかなか嫌な性格をしていらっしゃいます
歩き続けるとなんとか目的の化粧品店に到着しました
お店に入ると色鮮やかな配色の化粧品店が並んでいて 化粧品独特の香りがします
「何が買いたいのですか？」
「口紅と香水かな〜」
「ふむふむ これはいかがですか？」
蟲柱さんが勧めてくれた紅はほんの少し暗い朱色でとても私好みでした
この方を連れてきて正解でした
「綺麗だね これにしようかな」
「あらあら 嬉しいですね」
私が素直に従ったからか何故か蟲柱さんはとても上機嫌でした
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (2月3日 22時) (
レス) @page44 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - どうして完結なんや…（） (11月20日 5時) (レス) @page44 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
こいちご。 - ちょっとあまりにも私と解釈一致すぎて泣いてます (2022年12月14日 0時) (レス) @page9 id: 72d95f658b (このIDを非表示/違反報告)
⭐️穂乃果⭐️ - 面白すぎて大草原www (2022年3月6日 10時) (レス) @page15 id: 1b52ef822c (このIDを非表示/違反報告)
ふじか(プロフ) - 続きがとても気になります…！ (2021年9月29日 20時) (レス) @page44 id: ae671ca5ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2019年12月19日 17時
